事件事故といった発生もの、役所や企業の発表もの、予定が分かっている日付ものは、ある意味、受け身で居られます。しかし、企画ものは、情報の洪水の中から、ネタを掘り出さなければなりません。 コンピュータが普及する前、そして、データベースの利用料が高かった頃は、関東に住んでいたこともあって、国会図書館へ5年くらい毎週ネタ掘りに通っていたものです。全国の地方紙と雑誌を鳥瞰できるからで、通ううちに、どこの新聞の何曜日の何面にオイシイ情報が多いなんてことも分かってきました。もちろん、その情報に別の情報を足したり、場所を置き換えたり、切り口を変えたりして、自分のネタとするわけです。 今は福岡に住んでいますが、インターネットの発達で、自室に居ながらにして、ネタ探しができるようになりました。そんなコンピュータ時代でも、新聞社に勤めた経験と、図書館での斜め読みのテクが、役立っているようです。 検索の際、人物や事象が先に特定できている場合は、固有名詞を入れればOKですから、悩むことはありません。しかし、話の傾向や雰囲気のようなもので探す場合は、見出しでは決して使わないと思う語句で、執筆者が本文を引き締めるために用いそうな一般名詞を、敢えてキーワードにするのです。そうすると、欲しい情報のヒット率が上がります。 しかし、それでもファールチップばかりという時もあります。実は、今夜が、そうなんです。ブログはこの辺で、仕事に戻ります。(しんぼー)
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