FC2ブログ
プロフィール

しんぼー/Shinboh

Author:しんぼー/Shinboh
フォトジャーナリスト
Photojournalist
詳細は下記サイトへ
ルポ集『東南アジアの人々』
"People in Southeast Asia"

最近の記事

最近のコメント

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

フォトジャーナリストの戯言
取材に基づく記事やビデオリポートではなく、日々の戯言
ギリギリで身を張る
 どうして「ねつ造」や「ヤラセ」が起こるのかは、自分のことのように分かります。
 原稿を出したり、撮影したりして、後日、原稿料や日当が振り込まれるフリーランスより、月給制の社員や契約の方が、犯しやすいダブーだと思います。なぜなら、功名心がなくても、一度得た安定を失いたくない、つまり、配置転換されたり、契約を切られたくないので、無理してでも企画書や原稿などの締め切りに間に合わせようとするからです。
 常に相手のあることですから、いくら労力や時間を注ぎ込んでも、面白いネタが見つからなかったり、企画倒れになってしまうこともあります。本人の体調や精神状態も影響します。でも、先に給料と経費、発表のチャンスを貰っていると、他の条件は揃っているわけですから、できなければ自分を追い込むことになります。「死んでも嘘はつかない」というようなジャーナリストの誇りと、「血ヘド吐いても締め切りは守る」というプロの意地の間で悩むのです。
 納得がいくまで取材していては間に合わず、もっと面白い話やインパクトのある絵をと粘っていては経費もオーバーします。しばしば相反する両者ですから、どこかで見切りを付けねばなりません。しかし、妥協するポイントを一歩間違えて、取材先に訴えられ、ライバルに揚げ足を取られたら最後、たぶん業界では食べていけなくなるでしょう。
 フリーだと「来月はピンチだな、アルバイトしなきゃ」といった不安定な収入が悩みの種。サラリーマンなら仕事は途切れず、発表の場も確保されているのだから、安穏としていられるように見えます。ですが、現状はこうしたギリギリのところで身を張っている人が大半だと思います。(しんぼー)

スポンサーサイト

テーマ:働き方 - ジャンル:就職・お仕事

運ぶ前から空しい石
 小泉政権5年ということで、新聞にいろいろ統計が出ていました。少々のブレはあるでしょうが、歴史の大きなうねりを感じるこの頃です。
 右上がりが大前提の経済構造を、途上国や労働者からの搾取、換言すれば、内部・内外の格差を利用して、帳尻を合わせてきました。赤字国債をはじめ、買い支えられている通貨や株式、不動産ではありますが、この“張り子の虎”は、突き詰めればアメリカの軍事力という牙を持っています。
 しかし、社会は硬直し、国民にも疲れが見えます。少子高齢社会になり、アルバイトや派遣が増え、税金や年金などの社会制度が廻らなくなっています。時給800円では働きたくないと言うなら、30年ほど前の欧州諸国のように、外国人労働者や移民を入れ、基幹産業にも外国資本の参入を許すほかないでしょう。自給自足できない島ですし、生活水準は急激に落とせないので、貝のように口を閉じるわけにも行きません。
 移民を入れれば、時給800円は嫌でも、「仕事を取られた!」と訴える人が沢山でてきて、酷い外国人差別が蔓延、デモや暴動が起こり、タテマエ上は治安維持や差別禁止の法律ができるでしょう。そして、一部で貧富の逆転が起こり、差別は陰湿なものになる一方、あからさまな排斥運動が起きる可能性もあります。ここまでで、20年以内でしょうか。
 それでも、ちょっと振り返れば、東西冷戦時代から既に歪な国であり、一般の目が届かない外国では、そういうことをやってきた結果が今なのです。ジャーナリストがすべき仕事は、この先、山積まちがいありませんが、何だか『シーシュポスの神話』のようで、小石であろうが、大きな岩であろうが、運ぶ前から空しいですよね。(しんぼー)

テーマ:思うのは私だけ? - ジャンル:政治・経済

3週間ぶりの休日
 きのうの日曜日は、3週間ぶりの休日でした。目覚まし時計はオフにしていたのですが、出勤時刻になると目が覚めてしまいます。二度寝して、正午に起床。にぎり寿司の差し入れを持って、1時間だけ会社へ。会費が勿体なくて、気が気でなかったフィットネス・クラブで身体を動かし、アイロンをかけたり、冬物をクリーニング店へ出したり、数ヶ月ぶりで自転車の手入れなどもできました。そして、連日連夜の外食に辟易していたので、自炊し、山盛りの野菜サラダと、さくさくのトンカツを作りました。
 でも、休みは1日で終わり。自分が撮りたいものを撮るために、カメラを持って出かけたいものですが、気力がないというより、溜まっていた雑用を片付け、体勢を立て直すことを優先してしまいました。GWは3ケ日休めそうですが、撮影や取材はいきなり行ってもダメ。やはりリサーチと仕込みが要ります。ということで、自主取材は1週間休める年2回しか、現状では無理なようです。(しんぼー)

テーマ:今日の独り言 - ジャンル:日記

道徳の授業に拙稿が
 中学3年生の道徳の教材に、私の記事、「スラムからの義援金」を使う由、近畿地方の教諭から許可を求めるメールがありました。以前も、ある高校でカンボジアの記事が社会科の授業に、また、やはりカンボジアの別の記事が英語の副読本に使われたことがあります。その方面には売り込んだことはなく、いつもウェッブサイトがきっかけです。
 一部の先生には、教科書に載っていないけど、教えたいことがあるようです。教育基本法が改変される見通しですが、反体制やオトナ社会への反抗が若者像とダブらなくなった現代だからこそ、視点や価値観まで画一化した教育は非常に危険なものを感じます。
 なぜなら、知識や技術は持ち、能率良く仕事し、けれども、考えず、疑問を抱かない人材が増えれば、政財界の薄ら笑いが目に浮かぶからです。そういう人たちは、社会に重宝がられ、人生を謳歌しているように感じるでしょうが、根底のところで騙されていることに気付いていないかも知れません。そして、ひとたび戦争が起これば、一番にお先棒を担がされたり、危険な所に行かされたりするでしょう。
 日本社会や、日本と外国との関係がこういう時期に差し掛かっていても、やはり、これからの若い人たちには、いろいろな視点や価値観に触れる機会を与え、その上で、選んでもらえば良いと思います。時代にそぐわないとされる考えは、百歩譲って、今の一時点に限れば、そう言えるかも知れません。しかし、そもそも教育は、そんな目先の損得勘定に左右されてはいけません。だから、いつも私は先生たちに、趣旨を曲げないならば、どうぞ無料で使ってくださいと返事しています。(しんぼー)

テーマ:子育て・教育 - ジャンル:学校・教育

どんな商品よりゴミ
 作家も売れない時期や、大衆受けしないシブイものは、タダ同然の稿料でも良いので、活字にして欲しいのが本音です。また、著作権がネックになってメディアに載らないならば、認知されるまでは著作権フリーで使ってという作り手もいます。流通に乗らず、図書館にも入らない自費出版も、空しいものです。
 音楽や美術に並んで、文芸や写真も、時間や経費はかかっていて原価はあります。誰でもできるワケではないので、技術料を付加させてもよい筈です。しかし、需要がなければ、お腹が膨れるわけでもなく、日々の暮らしに役立つ物品でもなく、どんな商品よりゴミです。
 作り手というのは、原価以上の価格で売れる「商品」にしてと思う前に、まず表現したい、伝えたいという自発的な欲求があり、ついついのめり込んでしまうから、こんなことが起こるのです。カネで買えないものはない拝金主義の下、経済原則で動いていない変な人種がいても良いではありませんか。(しんぼー)

テーマ:ひとりごと - ジャンル:就職・お仕事

気楽さの代償
 ここ一ヶ月ほどの間に、食べるための仕事の方で、関東、東海、関西、県内の郡部にも出かけました。出勤扱いになっていて、旅費も会社持ちなので、著作権や秘守義務に抵触する可能性があり、旅先で見聞したことは、ブログに書けません。メディア企業の社員や丸抱えの下請けならば、いくら自分が中心になってやった仕事でも、著作権は会社に属します。
 平日は眠っている以外の殆どの時間を会社の仕事に費やし、土日祝も半分以上、会社の取材や撮影が入る生活をしていると、自分の仕事が疎かになり、自己を見失いそうです。
 まあ、それがサラリーマンというもの。売り込みに廻らなくても、毎週欠かさず出稿したりしなくても、2、3日病欠しようと、喰いっぱぐれることがないという“気楽さの代償”です。それに、著作権の代わりに、退職金というものをくれることになっています。こんな風に何事もポジティブに受け止めていないと、うつ状態に陥りますよね。(しんぼー)

テーマ:自己分析 - ジャンル:就職・お仕事

自己満足?
 どうにもならない不条理を、ジャーナリストなどして訴えているより、他の仕事をして、たとえば、学校へ行きたくても行けない途上国の一人の子供を個人的に支援する方が、世の中のためになるのでは?時々こんなことを考えます。私が文章を書いたり、写真を撮ったりするのは、費用対効果が悪く、単に自己満足のためにやっているのではという自省の念に駆られるのです。かといって、ツブシは利かず、他の仕事をやらせてくれる所もなさそうです。こうなると、自分の存在すら揺らぎだします。
 メディアが会社存続を最重要とするのと同様、サラリーマン・ジャーナリストも、まずは自分の生活です。会社は売り上げや広告料で黒字経営を、社員はあくまで予算内で取材し、制作します。会社がチャリティー事業をしたり、社員が自腹を切ったりすることがあっても、それは余剰からです。また、会社はスポンサーが離れていくことを、社員はリストラを恐れて、論調や取り上げるテーマも自主規制しています。
 殆ど全ての人は安定を維持するために、守りの状態です。要するに、いろいろ問題だと思うことはあっても、今の暮らしが良い、現在の生活を変えたくないと思っているのでしょう。人間はより良い暮らしを目指して頑張ることは得意でも、一度手に入れた生活レベルを自分から落とすことは本能に反するようです。だから、失うものを持たない人が最強で、持てる者は弱いと言われます。
 負け組に次いで、「下流」という造語も出てきました。フリーだけでなく、企業ジャーナリストも年収3百万円になれば、全てがゴロッと変わるのでしょう。しかし、強固な守りですから、外的要因が加わらないかぎり、なかなかそうはならないでしょう。(しんぼー)

テーマ:ストレス - ジャンル:就職・お仕事

超えてはならない一線
 集団強姦、わいせつ目的誘拐の容疑で放送記者が逮捕されました。被害者が出会い系で知り合った女子高生と知って、さらにショックです。超えてはいけない一線というものがあります。まあ、だから逮捕、実名報道、懲戒免職となったわけですが…。
 それにしても、この男、良い給料を貰っていた筈なのに、遊び方も知らなかったのでしょうか。極度のケチか、オトナの関係やノーマルな状況では満足できない病的な性癖の持ち主だったとしか考えられません。
 年端もいかない少女が成人男性に、それも複数の男性に襲われれば、心に深い傷を負い、これからの人生に暗い影を落とすことになってしまいます。そういう想像力は働かなかったのでしょうか。
 たとえ、一対一の純愛であったとしても、相手が未成年ならば、どう転ぼうとも一生面倒をみるくらいの覚悟が要ります。甲斐性なしで、疲れ気味の私など、倫理や法律以前に、そんなこと空恐ろしくて出来ません!(しんぼー)

テーマ:気になるニュース - ジャンル:ニュース

巷に溢れる情報
 俳優やアイドル、野球やサッカーやオリンピック、温泉&グルメ、テーマパークやリゾート地、健康食品やダイエット、服飾ファッション、インテリア、自動車、財テク、政局。こういった話題を率直に楽しめる人は、マスコミの仕事をしていても、あまり悩まなくても良いかも知れません。嫌味ではなく、そういう人たちを本当に羨ましく思います。
 なぜなら、そういう話題は、編集長にも、プロデューサーにも、広告主にも、受け手にも歓迎されるからです。タイアップ企画なども組みやすく、あまり経費がかからず、時にはアゴ足付きの取材もあります。そして、マニアックに追究したりしなければ、趣味と実益を兼ねられるからです。
 こんなことを言うのは、私はどれにも興味が持てないのです。「知っておかなければ」という義務感から、一般紙が載せる程度のことは知っていますが、見るテレビ番組は週に2本だけ。それは感想を書く義務があるから見ているだけで、でなければ全く見ないでしょう。また、発生モノ対応の仕事をしているならば、テレビを点けっぱなしにし、配達されたての新聞に目を通し、週刊誌を発売日に買わねばなりませんが、今はそんな仕事もしていません。
 あまり売れていないものなら、CDでも、DVDでも、雑誌や本でも楽しめるのですが…。巷に溢れる情報を楽しむ指南本を、誰か書いてくれませんかね。(しんぼー)

テーマ:愚痴 - ジャンル:日記