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しんぼー/Shinboh

Author:しんぼー/Shinboh
フォトジャーナリスト
Photojournalist
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ルポ集『東南アジアの人々』
"People in Southeast Asia"

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フォトジャーナリストの戯言
取材に基づく記事やビデオリポートではなく、日々の戯言
私には、まだ早い
 暇を見つけては、原稿を書いたり、編集したりしていると、いよいよブログを更新する時間がありません。中味は違っても、作業的には勤務先でやっていることと同じなので、疲れて帰宅すると、捗らないこともあります。
 ニュースでなくても、なるべく早く仕上げる方が良いのは分かっています。しかし、締め切りは自分が目標に掲げるだけで、その締め切りに間に合わせたからと、どうなるものでもありません。「なのに、なぜやるの?」、「好きなことを自由にやりたいから」。第三者が見れば、もう完全に趣味の世界です。でも、それがしたいことなのです。
 温泉や野山への行楽、コンサートや映画の鑑賞、読書などで余暇を過ごす方が、休養や気分転換になりますが、まだ私には早いのです。余暇に自分の仕事をすることを止めるには、自分の仕事で喰えるようになるか、諦めるかのどちらかしかないと思うからです。(しんぼー)

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テーマ:仕事論 - ジャンル:就職・お仕事

派手な動きはなくても
 1年ぶりにカンボジアへ行き、懐かしい友達たちと会って来ました。派手な動きはなくても、変化を見届けておかねばなりません。また、18年前から築いてきた人間関係を保つためにも、通っておかなければなりません。取材は充実した4日間でした。が、何十回も行っている所だからと、簡単だったと言えばウソになります。
 ニュースの方では、ようやくと言うより、今頃になって始まろうとしているクメールルージュの裁判に耳目が集まっています。そして、各国メディアの特派員や、彼らのストリンガーの最大関心事は、そんななかアンロンベンの要塞に立て籠もって最後まで抵抗し、今はプノンペンの病院の集中治療室に収容されているタモクの容態です。一夜明けると新たな地雷が仕掛けられる道を、タモクと対峙する最前線へ向かった日々を思い出します。
 しかし、常駐できない私のような立場では、いわゆるフィーチャーものをするのが懸命な選択です。今回はカンボジア政府が昨年「13%」とか発表した経済成長がテーマ。国会議員やエコノミスト、学校を出ても仕事がない若者たち、建設現場の出稼ぎ労働者と、色々な人たちの声に耳を傾け、軋み音をたてながら発展するカンボジアをカメラに納めて来ました。私も帰国するとルーティンに忙殺され、少しずつしか脱稿・編集できませんが、また必ずウェッブサイトに掲載します。ご期待ください。(しんぼー) 

テーマ:カンボジア - ジャンル:海外情報

今夏最高気温
 当地はきょう35.5度を記録しました。まるでタイかカンボジアにいるかのようです。しかし、社内はエアコンが効いているので、自宅で冷房を使い、自家用車やタクシーで通勤している人は、あまり暑さを実感していないと思います。バスや地下鉄も車内は冷房があります。
 というのは、戸口から戸口や、乗り換えの短時間、その気温に身を晒しても、汗腺が開いて、滝のような汗をかく前に次ぎの冷房空間に入りますし、水をガブ飲みして胃腸が疲れたり、体温維持が追い付かなくなって軽い熱射病になってぐったりすることもありません。
 私は環境やエネルギー、富の不均衡の問題を書く手前、まずは自分からと、真夏でも冷房を使わず、通勤は自転車です。そして一人住まいのアパートでは、熱帯の人たちのように半裸で過ごし、水のシャワーを浴び、バテないよう塩と砂糖を入れた水やお茶を飲んでいます。
 暑い所へ行ったときに備え、身体を慣らしているという一面もありますか。蛇口を捻りさえすれば、透明で清潔な水がジャンジャン出て、停電もなく40Wの扇風機が転り続けるだけで、かなり快適です。資源のない島国ニッポンは、これくらいが身の丈に合っているのではと思っています。(しんぼー)

テーマ:環境・資源・エネルギー - ジャンル:政治・経済

学部長との中洲
 タイの旧友から3か月ほど前、「ホテルを取ってくれ」とメールが来ました。なぜか軒並み満室で、辛うじて押さえられた記憶があります。そして、昨夜再会。夕食を共にした後、中洲のラウンジでも杯を交わし、ホテル予約に手こずった理由が解せました。
 なんと70の国や地域から約2000人の政治学者が参加し、5日間に亘って『世界政治学会』が開かれているのです。地元メディアに勤めていても、こうしたアカデミックで、ドロドロした政局に縁のない会議は話題にすら上がりません。しかし、この学会は1950年のスイスに始まって、3年毎に各国持ち回りで開かれてきて、日本では初開催とのこと。今回のテーマは「民主主義は機能しているか」というもので、各国の民主主義の現状や問題点、解決策をめぐり、研究報告や討論が行われているそうです。
 この友達とは15年くらい前に、タイ政府が「ない」という公害の実状を、工業団地などへ二人で取材に行ったことがあります。当時講師だった彼は現在、学部長。「お前が現場へ連れ出してくれたんで、視野が広がったよ、いや、ホントに」。そう言っては、4大卒のホステスの酌に相好を崩す学部長、現代日本を夜の世界から観察しているようでした。(しんぼー)

テーマ:特定アジアと日本 - ジャンル:政治・経済

ミサイル発射に思う
 北朝鮮がミサイルを発射したため、朝鮮半島については全くの素人の私ですら看過しがたい大騒ぎになっています。
 ちょっと思い起こせば、東アジア諸国に脅威を与える日米合同演習は、日本では一部の人たちを除いて問題視されず、毎年行われています。アメリカの言いなりになりたくなく、ロシアや中国との関係でバランスを取る国々もあります。
 旧体制派を追い詰めるため、治安維持と称して軍事介入すれば、また泥沼です。内戦が起こったり、無政府状態に陥れば、何百万の難民が出ることでしょう。難民は人道上無視できないので、難民を出さない国にするためという介入の大義名分がまたできます。しかし、亡命者や難民を支援することで、こちら側のシンパを育て、戦火が止んだその地で自分たちが安全に有利にビジネスが出来るようにというような狙いも透けて見えます。
 NGOや国連を通じた人道援助以上のことをするならば、せめても宣撫作戦に留めて、向こうの市民の自発的な変化を促すくらいにしておくのが良いと思うのは、私だけでしょうか。残念ながら、地政的に重要な位置になく、天然資源や労働力といった即利益に繋がるものがなければ、結局そうした手間のかかることはしないようです。(しんぼー)

テーマ:北朝鮮ミサイル発射について - ジャンル:政治・経済

栄枯盛衰
 晩婚・非婚・少子化の一つの原因でもありますが、これから結婚して子供を作ろうという30歳代半ばまでの人たちの多くが、親と同居していた時の生活水準を下げたくないようです。日本の高度成長期の終わりに生まれてしまったのですから、その望みを叶えるのは難しいでしょう。
 人間、空腹を満たし、便利で快適な暮らしを求めて頑張るのは本能に合っていますが、一度経験した贅沢な生活を質素にする努力は難しいことです。永遠の右上がり志向を持ち続けるか、せめても現状維持しようとするなか、移民を入れず社会的混乱がない代わりに、一部の勝ち組と多くの年収300万という二極化が進んでいます。
 ボロ家に大人数で身を寄せ合い、低賃金の3K労働も嫌がらず、さらに子供も作って行かねば、世界の自由経済で負けていきます。日本は付加価値の高い製品や知的産業、投資などで儲けようとしています。しかし、特許や商標、著作権、労働や自然の環境保全をテコに、先発工業国に都合が良い協定や条約を結び、その効力を高めるためには、結局、抑止力といえども軍備を肯定せざるを得ないのかも知れません。
 個人の人生でも、国の歴史においても、栄枯盛衰というのはあるのですから、自分が枯れて、衰えた時には、「今度はあなたの番!どうぞ頑張ってください」と言ってしまうのは、呑気すぎるのでしょうか。(しんぼー)

テーマ:歴史 - ジャンル:政治・経済

10台目のPC
 一台の電動タイプライターに始まり、4台のワープロ専用機を含めると、通算10台目のコンピュータを買いました。欲しいとは全然思わないのですが、主流のソフトを使って、周囲との互換性を保つために、つまり仕事をするために、選択の余地がありません。
 確かに、メモリーが1.5GB、HDが750GBと天文学的な容量になり、演算速度も超高速で、いろんな作業の中で最重量級に属すデジタルハイビジョンの動画編集も可能になりました。数年前だと何千万円という設備が必要でした。それを個人で持てるのですから、凄いことです。
 ハイビジョン映像はアメリカの政策で、それに準じる日本政府によって導入され、私は図らずも、経済を回す役目を果たすハメになりました。伝送情報が6倍になって高画質・高音質だからと、2倍ですら良いものは作れません。それよりも、機能を持て余し、散漫にならないか心配です。というのは、「消去の芸術」と言われるほど、ぎりぎりまで贅肉を削ぎ落としていくのが、文章や写真、映像を良くする行為ですから、何でも盛り込まれてしまうのは、逆行しています。
 しかし、作家でも、映画監督でも、一流の人や売れっ子は、昔ながらの手書き原稿でも、映像編集ソフトを使えなくても、入力してくれる人がいて、編集オペレーターがやってくれます。要は、私のような売れない二流以下の人たちは、独自の良いものを持っていないので、新しいPCなどで付加価値を付け、安く上げなければならないわけです。(しんぼー)

テーマ:Mac - ジャンル:コンピュータ