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しんぼー/Shinboh

Author:しんぼー/Shinboh
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ルポ集『東南アジアの人々』
"People in Southeast Asia"

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フォトジャーナリストの戯言
取材に基づく記事やビデオリポートではなく、日々の戯言
17万超えに、申し訳ない気分
 ウェッブサイトが17万クリックを超しました。どうも有り難うございます。しかし、更新が滞っているので、心苦しくて仕方ないのです。言い訳になりますが、公休を休めたり、9時頃までに帰宅できたりすれば、両立できるのですが、それが難しい状況が数ヶ月続いています。今夜こうしてブログを書く時間が出てきたのは、勤務先でプロデューサー・チェックなるものが予定より早く済んだからです。久々に自分の仕事を進められましたが、こんな時間があと2、3回なければ、新しい記事をアップする所までは行けません。
 というのも、来月上旬締め切りの企画のリサーチが、“内野ゴロ”ばかりで、未だヒットが出ていないのです。じりじりと締め切りが迫っています。当たる時は、消化できないほど当たることがあっても、空振りが続く時期もあります。これは仕事を探すフリーランスの人や、ノルマを課されている営業職も同じでしょう。相手が必要で、相手の都合がある仕事は、自分一人でガリガリ頑張っても、どうにもならない時があります。
 探して歩くフィールドを変えれば、また新しい人に出会いますが、それを変えるのは言うほど易しくありません。ならば、自分を変えれば、周囲が違って、新鮮に見える筈です。しかし、自分一人のこととはいえ、これが前者以上に難しいのです。
 普段から時事モノを扱っていたら、一つの大きな事件や事故を継続取材したり、あるいは、関連する事象を積み重ねたりして、社会問題として提示したり、時代を浮き彫りにするといった手法も取れます。ですが、ニュースも「これまでにない」ものを追っていますから、以前より数や規模が小さかったり、似たような話だったりすると、送り手も受け手もあまり興味を示さなくなります。そこで、5W1Hの中でも「なぜ」、「どのようにして」に焦点を当てれば良いのですが、専門的で地味な分析記事になってしまう恐れがあります。
 振り返ってみますと、結局、面白い企画には「コロンブスの卵」的な閃きが必要でした。閃けば、探すモノがハッキリし、見つけるのは簡単です。上がった企画書を見れば、けっこう「なぁーんだ」といったことなのですが、それが難しいのです。ガリガリやっても全然ダメだということだけは分かっていますが、では、「どうしたら?」は分かりません。新聞雑誌、ネットサーフィン、データバンク、図書館や本屋、映画を観る、飲みに行って話す、パァーっと遊んでみる、仕事関係なしの旅行。どれも必要条件ではあっても、十分ではありません。困ったものです。(しんぼー)
 
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テーマ:ぼやき - ジャンル:ブログ

格差社会に思う
 近年「格差社会」が社会問題になりかけています。企業が正社員をリストラし、派遣の事務員や労働者を増やすことで、帳尻を黒字にしています。
 私の勤め先でも、現場へ出かけて行って、パッと見回すと、正社員は自分一人だけということが頻繁にあります。あとの人はみんな子会社の社員や、外部からの人たちで、当然のことながら、月給や日当が抑えられています。高給な上に、基本給から算出する退職金まで払わねばならない社員で固めると、会社は赤字になるのでしょう。
 正社員と非正社員では年収に2倍、3倍の開きがある筈ですが、実際身体を動かして仕事をしてくれているのは、非正社員の人たちです。フリーランス時代には、逆の立場も経験しました。だから、せめてもチームを組んで仕事している間の飲食物は、私が全て奢ることにしています。会社のエゲツナイ搾取を、社員が穴埋めしている格好になりますか。富の分配なんて大仰なものではありません。まぁ、気は心です。
 しかし、それでも80年代、90年代のように、頑張る人たちが減ってきているのを実感します。これは昇給があまり期待できなくなったり、正社員登用の道が閉ざされているからでしょう。「縦割り社会」という言葉も頻出していますが、アルバイトはずっとアルバイト、派遣は永遠に派遣、子会社の社員は子会社で定年になる、といった具合に親会社の都合の良いように硬直してしまっています。
 もう一つ大きな要素は、こうした姑息な賃金カットをする必要もなく、高度成長していた時代があった上で、その峠を越して、全体に下り坂にあることが、若い人たちの労働意欲や野心を萎えさせてしまっていると思います。
 人間は貧困に苦しんでいても、働いたら働いた分、生活が良くなっていくならば、その貧困にも耐えられ、苦しい生活のなかでも笑顔が零れることさえあります。着た切りスズメで掘っ建て小屋に住む途上国の労働者は、明日への活力にと安酒をのみながら博打などをして笑っています。それはどん底のようでも、失う物がなく、これから伸びるのみという昇り調子の経済のなかにいるからです。
 日本は欧米の先進工業国の何十年遅れかで、繁栄から衰退への時代に差し掛かっています。縮小や倹約は人間の本能に逆行しているかも知れないだけに、精神的にも苦しい時代です。なのに、数字の上だけは景気良くしようとするので、もっと言えば、「勝ち組」が既得権は死守しようとするので、現場には虚脱感が蔓延しているのではないかと思うのです。(しんぼー)

テーマ:格差社会 - ジャンル:政治・経済