本年も当ブログを、どうか宜しくお願い申し上げます。 当方は元日から2泊3日で家族が住む兵庫県芦屋市へ帰省していました。途中、小倉への転勤や東京への長期応援がありましたが、都合35歳まで暮らした街です。 何年かぶりで散歩などしましたが、どうも阪神淡路大震災以降、神戸・阪神間は元気がないように感じてなりません。閑散としているのは、正月休みだからというだけではなさそうです。 整然と建て直された都市に、若い人たちの歓声は聞こえず、猥雑な雰囲気もなく、生活感とか人々のエネルギーといったものが全然感じられないのです。店や工場、事務所は震災を機に、大阪や東京へ移ってしまい、神戸・阪神間には、老人ばかりが残っているように見えます。 単身出稼いで9年になろうとする福岡市は、山口県を含めて、まだまだ九州の他県から若者が集まってきています。そして、東京や大阪、韓国、中国の人たちにとって、九州観光の玄関口にもなっています。そんな賑やかな福岡に居るからでしょうか、余計に落差を感じてしまいます。 収入を得るためとはいえ、家族と別居し、冠婚葬祭や正月など年2、3回、それも短時間しか会わないというのは、やはり不自然です。たまに会って感じる心の距離を、再び同居したときに縮められるだろうかと不安にもなってきます。 年金が受給されるまでには、まだ大分あり、五十路で故郷に戻ってもシゴトがあるかどうか。だから、福岡で企画を出し続けるというわけです。 末筆ながら、2007年が皆さまにとって、平和で飛躍の一年となりますよう、心からお祈り申し上げます。(しんぼー)
テーマ:夫婦二人暮らし - ジャンル:結婚・家庭生活
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