アパートの寒暖計が30.5度になっています。ずっと33度を超えていたので、これでもだいぶマシになりました。この夏も窓全開と扇風機、水のシャワーで耐え、電気代は5000円をオーバーさせませんでした。しかし、この汗だく生活は環境保護や原発反対、反戦を志向しているからであって、省エネによる支出の節約という面では微々たるものです。 たとえ冷房をギンギンに効かせて、熱い風呂に入って、冷えたビールをグイッとやり、卓上コンロですき焼きをするといった贅沢をしたとしても、プラス月2~3万円のこと。 一緒に仕事している協力(業)者に飲ませたり、食わせたりといった会社へ請求できない持ち出し経費に比べれば、光熱費など使ったところで知れています。彼らのような職種も昔は社員でしたが、今は派遣やアルバイト、フリーばかり。年収は社員の半分か、三分の一。格差社会の最も身近な一例です。社員が一緒にいて、もし「割り勘で」なんて言うと、言った社員までがエゲツナイ合理化を進める経営側の一員と見られてしまいそうで、とても言えることではありません。 ですが、彼らはそんな贅沢をしたいようなのです。出張でチャーター車でなく公共交通機関を使ったり、夕食にビールが付かなかったり、ホテルの湯の出具合やエアコンの効きが悪かったりすると、とたんに機嫌が悪くなるのが見て取れます。その気持ちは良く分かりますが、そんな物質的な物事に喜びを求めていると、経営者を含めた権力の思う壺だと思うのです。流行りの用語で言うなら「バーゲニングパワー」がなく、コントロールしやすい人だと見られるからです。 前の番組を片付け、次の企画を捻りだし、今の台本を書き上げ、ブログを書く時間が出てきました。今夜はさらに数時間、遅々としている自主企画に割けそうです。(しんぼー)
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