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しんぼー/Shinboh

Author:しんぼー/Shinboh
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ルポ集『東南アジアの人々』
"People in Southeast Asia"

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フォトジャーナリストの戯言
取材に基づく記事やビデオリポートではなく、日々の戯言
今年の自主取材
 自主取材を止めてしまうと、自分の存在意義もなくなるような感じがして、細々ではあっても体力が持つ限りは続けていこうと思っています。で、今年の自主取材の対象が決まりつつあります。
 東南アジアを21年ウォッチしてきているわけですが、今年はとある国で今年しかない動きがあり、その国は暫く取材していないこともあり、是非行ってみようとリサーチを始めました。
 インターネットや携帯電話の普及で通信も格段に簡便になり、日本のアパートに居ながらにして、早く安くリサーチができる時代になりました。ある意味、行ってみなければ判らないという面白みとリスクが減ってしまいましたが、それでも、やはり自分の眼で見て初めて気付くことも多々あるだけに、取材は止められません。
 サラリーマン記者や雇われディレクターとしての仕事は、どうしても所属しているメディア企業の利益やスタンスを考慮し、自主規制したり、大人しく妥協しなければなりません。また、退職金まで含めた報酬と引き替えに著作権も自分の手には残りません。それ故、幾ら赤字になろうとも自主取材を続けていかねば、「あなたは何?誰?」と問われたときに、「私は…」と答えられなくなってしまいます。
 確実に給料を貰えるという意味で“黒字”の勤務先の仕事のスケジュールを優先し、自主取材はたぶん3月中下旬の敢行となりそうです。小生のサイト『東南アジアの人々』に掲載いたしますので、どうぞご期待ください。(しんぼー) 
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カネの切れ目が縁の切れ目
 水が高いところから低いところへ流れるように、殆ど全ての人は経済原則に従って動いています。経済力があると何でも思い通りになるので、突出している人を羨望の眼差しで見たりしますが、方向性が当たり前だと感動はないように思います。
 より利益があり、より安定している方にばかり進もうとしていると、法にこそ触れなくても、個人的な倫理観や価値観に眼を瞑らざるを得なかったりして、殺伐としたものを感じ、ストレスを貯めることになります。
 映画や小説などのフィクション、そして小生が手を染めているドキュメンタリーや報道でも、志を実現させようと、或いは、愛を貫こうとして、経済原則に逆らってでも何かをしている人を取り上げると、日々の生活に疲れている人たちが一服の清涼剤と感じたり、元気になれたりすることがあります。
 そんなことをやっている人は確かに現存するのですが、全財産どころか命がけでなければ出来ないので極めて少数だったり、限られた期間だったりし、大抵の場合、変わり者と見られていたりします。しかし、共感や感動を与えられる存在であるのは、たぶん他の人たちも心のどこかで自分もやってみたいと思いながらも、踏み切れないでいることをやってのけているからでしょう。
 その人にとって金銭的な利益がある場合は、こちらが探さなくても近寄って来たりしますが、それはカネの切れ目は縁の切れ目というような空しい関係ばかり。仕事で主人公になりえる人物を探していても、個人の交友関係でも、なかなかそんな人とは巡り会えないのは、やはり殆どの人が経済原則に従って動いているからでしょう。(しんぼー) 
締切の意味
 またまた企画の締切がありました。国内外の友人知人にも声をかけて探しましたが色良い話はなく、年末から閃かないまま、悶々としていたので、なんだか年末年始も休んだ気がしませんでした。けれど、この業界にいる限り、こういうことは避けられないことです。
 今回、特に難しく感じたのは、昨秋のアメリカ金融危機に端を発した世界恐慌で、定番の環境や健康、文化、遺産モノが昼行灯に見えてきたことがあります。そんな暢気な企画を挙げている場合ではないというご時世なのですが、だからといって、デイリーのニュース枠で取り上げられているような事象では、長尺は持ちません。また、同時進行モノは途中で倒けたり、ロケ期間中に落としどころが見つからない恐れがあります。ということで、結局、以前から変わらずあるものの中から、こういうご時世だからこそ改めて取り上げる意義があると思うものを出しました。
 しかし、ちょっと腹立たしいのは、これまでにも何度かあったことですが、締切までに裁量権のある人と相談したり、締切を過ぎて“後出しジャンケン”のように提出する人がいたり、他人の企画を見て自分の企画を手直したりする人がいることです。また、応募数が少なかったり、気に入った企画がなかったりすると、だらだらと締切が延ばされることもありました。本来、締切を過ぎていたら、どれだけ良いものを出しても、それは出さなかったことと同じという鉄則が鉄則ではなく、締切日時自体が“鯖を読まれ”たりしているような感じがするのです。
 応募者にそんな風に思われては、志気に関わる由々しき問題だと思うのですが、そうした“なーなー”の馴れ合いが、この業界にもあるようです。まぁ、小生が管理職になることはないでしょうが、万一なった時には、それこそ志気を保つため、その辺りの公正さは、厳に守りたいと思っています。(しんぼー)
今年の抱負
 明けましておめでとうございます。年頭に当たり、皆様のご多幸をお祈り申し上げ、本年も当ブログをご愛読いただければと思っております。
 さて、小生は久しぶりに勤務先の仕事の間隔が空き、3泊4日で帰省してきました。家族全員がそれぞれ福岡と芦屋、大阪、東京で仕事を持っているので、一堂に会するのは極めて希なことです。
 それでも、あまり目出度い正月にならないのは、小生のこれまでの行いが祟っているように思えてなりません。この業界に入って最初の10年は年末年始と言えば、毎年スポーツ取材で留守にしていました。その後は、雑誌が合併号を出し纏まった休みが取れる正月は自主取材ができる貴重なチャンスということで決まって東南アジアへ行っていました。そして10年前、経済的理由から単身福岡へ。今は抱えている番組しだいでは今年のように三が日を休め、帰省できるようになりましたが、“時すでに遅し”の観が否めません。
 時々の生業でやりたい仕事と家庭を自分では両立させてきたつもりでしたが、どちらも結果は中途半端。「百年に一度の大不況」の折、名案が閃くとも思えませんが、なんとか突破口を開きたいというのが、今年の抱負です。(しんぼー)