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しんぼー/Shinboh

Author:しんぼー/Shinboh
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Photojournalist
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ルポ集『東南アジアの人々』
"People in Southeast Asia"

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フォトジャーナリストの戯言
取材に基づく記事やビデオリポートではなく、日々の戯言
良い仕事をするには
 勤務先で、マンネリを脱して賞を取るために、他人の受賞作や話題作を見て分析・研究し、良いところをパクれと言われた時期がありました。小生は業務命令なので従いはしましたが、それは違うと思っていました。映画でも、文学でも、音楽でも、愛好家はそれで飯を喰っているプロがタジタジするくらい見ていて、題材や構成、演出まで事細かに覚えています。文章力があれば作品の紹介記事を書くことは出来るでしょうが、その人たちが良い作品を作るかと言えば、そうではありません。
 賞を取ったり、後世に残ったりする作品というのは、独特でありながら、偏っていると思えるほど芯が強く、且つ、無駄なく単純化されているように思います。要は、夢中で作った結果そうなるか、意図的にそう作れなければならないのです。となると、前者は生活費を得るために作るといった次元の動機ではダメで、後者は逆に突き放せないような思い入れがあってはならないということになります。
 それ以前に、個人の経験からの、居ても立ってもいられない強烈な問題意識や、“免罪符”を渇望するような罪悪感に苛まれている状況を基にした、迸るか爆発するかのような動機が必要です。独自の素材と強い創作意欲なしに、他の作品から抑制や整理の仕方といったサジ加減や小手先の技を先に勉強するのは如何なものでしょうか。
 では、そんな内的なエネルギーを得ようとすると、仮定や想像では難しく、五感や感受性を研ぎ澄ませたまま、奔放とも思える生き方を実践しなければなりません。そう分かっていながら、世事に追われると同時にリスクを計算したりして、結局何もしておらず、自己嫌悪に陥るのです。(しんぼー)
 
 
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プライマリーケアの必要性
 昨夕から過去10年間に一度もなかったような40℃近い熱が出て、のたうち回り、昨夜は一睡も出来ませんでした。結局、今日は急きょ勤務先に代休を取り、大学病院を受診しました。公私ともにやらねばならないことが山積していたのに、とんでもない番狂わせ。高熱以外の症状は頭痛と関節・筋肉痛で、くしゃみや鼻水、喉の痛み、咳、痰などは一切ありません。勤務先からの出張先ではデング熱が流行っていましたし、帰国して1週間という時期が気がかりです。
 このままでは今日の仕事に障るので頓服でも処方してもらおうと、先ずは早朝に急患センターへタクシーで駆け込みました。ところが、聴診と触診をしただけで、大きな病院へ行ってくださいと。歩くのも、座っているのもキツイので、「大きな病院」の待合室で1時間、2時間待つのは、ぞっとします。そこで、次に予約診療をやっている私立の総合病院へ電話。すると、また医師が大学病院へ行くよう言っていると、やんわりとですが、受診を拒否されました。
 覚悟を決めて、大学病院へ行きましたが、予想通り受診まで2時間待ち。ハッキリ言って、どこかの野戦病院さながら、呼ばれるまで、なりふり構わず廊下で寝ていたい気持ちでした。で、聴診や触診の他に、血液検査とX線検査をしましたが、結果は「原因不明」。鎮痛解熱剤と胃の荒れを防ぐクスリだけが処方されました。もしデング熱だった場合も、やはり抗ウィルス薬はなく、輸液と投薬の対処療法しかないそうです。
 重篤な疾患がないということが判ったのは良いことですが、痛みに転げ回っている患者としては、過去に薬アレルギーを起こしたことはないと言っているのですから、検査をする前に、とりあえず痛みを抑えて欲しいと思いました。以前、僻地医療のドキュメンタリーを作ったことがあるのですが、全科診れる総合医療の医師が、簡単な検査と応急処置を施した上で、必要に応じて患者を転送していました。そんなプライマリーケアが都会にもあれば、こんなキツイ目に遇わなくても済んだのにと、つくづく思う一日でした。(しんぼー)