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しんぼー/Shinboh

Author:しんぼー/Shinboh
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ルポ集『東南アジアの人々』
"People in Southeast Asia"

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フォトジャーナリストの戯言
取材に基づく記事やビデオリポートではなく、日々の戯言
シャルコマは死語
 「シャリコマ」はにぎり寿司のシャリを少な目にすることで、殆どの方がご存じでしょう。ですが、「シャルコマ」?「ソーシャル・コマース」の略ではなく、「コマーシャル」を前後させた隠語で、広義でのジャズ、軽音楽をやるミュージシャンやファンの間で使われています。否、もう「いました。」ですか。
 30年以上前になりますが、小生がジャズ喫茶に入り浸っていた頃、分かり易く甘ったるい演奏法や選曲を耳にすると、「シャルコマやってる」とか「シャルコマだね」とマスターに、或いは客同士で言い合ったものです。何も特定の商品をイメージするコマーシャルソングなどでなくても、企業がスポンサーに付いていなくても、要は俗受けを狙った媚びが見えると、ネガティブな意味でそう言ったのです。出て来た時は難解と言われて、一般受けしなくても、消えずに徐々にファンを増やして行くミュージシャンや作品が敬愛されていました。
 プロでも、アマチュアでも真剣に取り組んでるのなら、受け手も感覚を研ぎ澄ませて能動的に聞かないと分からないような前衛的なものにチャレンジするのが当然という空気が当時はありました。初めての演奏や曲を聞く時、自分なりに掴み所を見つけなければならないのとは逆に、次のフレーズが予測できるような予定調和型の曲や演奏だった場合、幾らテクニックは凄くても、聞き手は「陳腐!」とコキ下ろしたものでした。真面目に聞くに値しない、聞き手を舐めているという感じだったと思います。
 コピーでも、カバーでも、亜流でもなく、実験的と言われてもオリジナルに拘っていた頃から30年以上が経った今、小生は3本立て続けに仕事が上手く行っていません。ミュージシャンや芸術家ではないので「前衛」は出来ませんが、自分ではずっと真剣に取り組み、常にほんの少しでも何か新しいモノをと心がけて来たのですが、悉く不調。「シャルコマ」が死語になって久しいのは、殆ど全てがそうなってしまい、取り立てて言う必要がなくなったからに違いありません。上手く行ってない理由は内容ではなく、とどのつまりはカネがらみ。何とか隙間を見つけてやって来たマスコミ業界ですが、見渡せば情報系やドキュメンタリー、ニュースに至るまで「シャルコマ」一色。もう幾ら探しても隙間はなさそうです。(しんぼー)
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