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しんぼー/Shinboh

Author:しんぼー/Shinboh
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ルポ集『東南アジアの人々』
"People in Southeast Asia"

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フォトジャーナリストの戯言
取材に基づく記事やビデオリポートではなく、日々の戯言
生まれて初めての大凶、そして宝くじ
 ここ2、3か月ほど歓迎できない出来事ばかり立て続けに起こっています。小生が神仏を拝むのは儀礼的にですし、神籤や占いも付き合いでといった信心深くない人間です。なので、良くないことが起こっても結果や過程から原因を分析して、運不運では考えて来ませんでした。しかし、今回はこれまでの人生55年の中で最悪の時期ではないか、憑いてないなと思うのです。
 最近では出張先での災難の三連発です。突然の嵐に遇って乗っていた舟が沈没しそうになり、カメラ2台と携帯電話などがオシャカになってしまったこと。ノミの猛襲を受けて下腿下肢がボロボロになった上に、まだ履ける靴を廃棄し、服などを最強のバルサンで薫蒸しなければならなかったこと。飛行機が遅れて、荷物の積み替えが間に合わずに出張の片付けが帰った日に済ませられなかったこと。ビニール袋や虫除けスプレーなどは用意していましたが、どちらも防ぎきれませんでした。出張前後も価値観の相違や前提条件の行き違いから、複数の仕事が徒労に終わったり、頓挫したり、上手く進まなかったりと、これまで経験したことがないほど凶事が頻発し、踏んだり蹴ったりです。
 以前同様に原因からスランプを脱する方策を考えると、思い当たるフシは自然の猛威への備えが不足していて、組織的な環境の変化への順応も十分ではないということになります。けれども、前者の「備え」は、携行する荷物の量やチャーター船代、保険の掛け金などを考慮すると現実的ではありません。後者の「順応」は環境の方がころころ変わり、順応している間がないというか、よしんば順応していたら自分を見失ってしまいます。
 ということで、解明した原因が不回避なことで、小生個人にとっては悉く不可抗力なので、ガラにもなくお祓いでも受けに行こうかという気持ちになっています。同時に、これほど憑いてないのは生まれて初めてのことなので、出張前に買ったジャンボ宝くじが当たっているかも!カメラや携帯の買い換え費用などチャラどころか、お釣りが来るかなとも期待して帰国しましたが、やはりトコトン憑いていませんでした。(しんぼー)

 
 
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少数民族と同じ?
 実はいま出張先で消滅しつつある少数民族を取材していて、ふと、我が身について考えていました。小生の故郷は兵庫県芦屋市です。しかし、就職した会社の転勤や出向で北九州市や東京へ、フリーランス時代には仕事がある関東に住んでいました。そして、再度サラリーマンに戻って15年近く、その会社への通勤圏ということで福岡市に暮らしています。ちなみに、このブログも福岡から出張している東南アジアの港町で書いています。
 子どもたちも高校卒業後はそれぞれ自分が希望する学校の通学圏に住み、社会人になってからは職場近くへ。妻は小生の母親の面倒をみるため実家近くに。ということで、家族はバラバラに暮らし、全員揃うのは盆正月など年に1、2度、延べ2、3日という状況が長年続いています。
 取材中の少数民族が消滅の瀬戸際にあるのは、世界的資本主義の中で生き延びるために出稼ぎに行ったり、引っ越したり、民族以外の異性と結婚したりする中、生活の様式や習慣を変え、自分たちの言葉も使わなくなって行くことが原因です。コミュニティが崩壊し、コミュニティ外の一般的なライフスタイルに同化することで、民族のアイデンティティーは薄れ、生活に根ざした伝統文化も失われつつあります。
 小生の場合、日本人としてのアイデンティティーは、本籍が芦屋市にあり日本政府に納税しているといった甚だ無味乾燥なもの。日本語と日本料理の他と言えば、ライフスタイルをはじめ祭事や芸能など伝統文化の継承は、保存会の人たち各分野の専門家、宗教団体、或いは皇室などに委ねています。経済的な理由で生まれ育った地を離れ、定住先の環境に順応している我が身に、外の世界に同化するに連れて滅んでいく少数民族との類似点が多いことを再認識している次第です。(しんぼー)