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しんぼー/Shinboh

Author:しんぼー/Shinboh
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ルポ集『東南アジアの人々』
"People in Southeast Asia"

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フォトジャーナリストの戯言
取材に基づく記事やビデオリポートではなく、日々の戯言
自主の所以
 ぼちぼち年2回のペースで続けている自主取材の時期がやって来ました。前回の成果を未だウェッブサイトに上げていないのは、採否が決まるまでは「未発表」にしておくのがこの業界の仁義だからです。しかし、日常的にいるマスコミの内側では枠や紙面が先にあって、それを埋めるのにヒーヒー言っているのですが、こうして個人の立場で外側から売り込むとなるとなかなか大変です。企画書や取材計画書、出来上がったものを締め切りに余裕を持って出しても、やれコンペだ、プロデューサー側の会議だ、スポンサーや大口顧客の意見だと採否の結果が出るまでのプロセスは不透明でワケが分かりません。
 取材対象の選択に始まり、報道の方向性まで注文が入ったり、そうでなければ、取材内容に難癖を付けられたりする前回のようなヒモツキ企画は止め、今回はこれまで通り自分がいま報せたいと思い、報道すべきだと考える対象を取材しに行くことにします。給料の他に旅費や手当が付く勤務先の取材ではなく、赤字大前提100%手出しの自主取材なのですから、自由でなければ意味がありません。
 今回の取材先は今年体制に大きな変化があったのですが、それがホンモノなのか、どんな変化なのか、また、半世紀以上に亘る課題は解決の方向に進み出したのかを検証して来ようという計画です。企業ジャーナリストだけでなく、フリーランスの人たちも、今まで不可能だった国内や中央の取材が出来るようになったので、そちらばかりに目が向いています。なので、小生は敢えて周辺部から取材しようと思います。実際、問題は辺境の方に山積しているのですが、報道は国内に集中し、辺境のその後が見えて来ていません。
 間違いなく売れる記事ではないのですが、小生はこの地域を24年に亘って10回近く取材して来ましたので、この大きな変化の時期に今さら看過するわけにはいきません。アフガン、イラク、北朝鮮、ギリシャ、シリアとホットな現場を追い続けるジャーナリストが多いですが、小生は自分がライフワークとした地域や国は、ネタに困るくらい平静な時も、その時だけ報道ラッシュになるクーデターなどが起こった時も、粛々と取材・報道・記録していくのが大切だと思うのです。(しんぼー)

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時差ボケとは少し違うけど…
 ようやく五輪体制から、といっても国内雑感の取材・編集なのですが、とにかく解放されました。しかし、欧州から帰国した時の時差ボケとは、また違う生活リズムの乱れから、その間に山積した雑多な片付けがサクサクとは進まず困ったものです。
 何が違うかというと、日本で欧州時間の生活をやった方はお分かりと思いますが、①朝食と夕食が入れ替わり、食事をするにも適当な店が開いていない、②夜は出動前になるので酒が飲めず、仮眠に着く正午頃には酒が飲めるようになりますが、何だか飲む気分にはなれず、手軽なストレス解消法がなくなる、③真夏の真っ昼間に暗幕の用意がない暑い部屋で眠らなければならない、④個人差はあるでしょうが、体内時計が切り替わらないのか、昼に仮眠を取っていてもやはり明け方に睡魔が襲ってくる、ような点です。
 人間が夜活動するようになったのは、電化が進んで照明に不自由がなくなったここ100年くらいのことで、DNAは未だ夜行性動物のそれにはなっていないでしょうし、太陽光に当って活動しないと精神的に滅入ります。こうした不規則な労働をしても、小生の場合、形ばかりの管理職にならされているので、手当は一切付きません。個人として五輪雑感に報道の必要性を感じているならば、手当など付かなくても自己実現欲が満たされることからモチベーションも湧いて来るのですが、そうではありません。
 刑法に触れたり、破廉恥な事件を起こさない限り、仮病を使ってサボったくらいでは懲戒免職にはならないでしょうが、ここは年俸を維持するためとワリキリました。生活費のみならず、万年赤字の自主取材の経費もその年俸から捻出できているワケですから。(しんぼー)