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しんぼー/Shinboh

Author:しんぼー/Shinboh
フォトジャーナリスト
Photojournalist
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ルポ集『東南アジアの人々』
"People in Southeast Asia"

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フォトジャーナリストの戯言
取材に基づく記事やビデオリポートではなく、日々の戯言
歳を取った?
 「近ごろの若い人は…」という常套句が、つい口を突いて出てしまうのは、やはり自分が歳を取ったからでしょうか。確かに定年まで4年半とはなりましたが、若い人たちが小生の言うことに全然耳を貸そうとしないばかりか、「オッサンが何をホザイているのか」というような対応をするからです。まぁ大学生は純粋だからか、小生の非学問的な講義でも興味を持って聞いてくれます。聞いてくれないのは、社会人の後輩たちです。
 小生があの位の年齢の時には、1年でも先輩ならばその人の言うことを聞いていましたし、10年以上の先輩ならば、もう理由を聞くこともなく「ハイッ!」ってな具合に絶対服従でした。キャリアが10年も違えば踏んだ場数は桁違いですし、危機管理を含めて、やはり経験がモノを言い、失敗しないノウハウを教えてもらうのは本当に有り難く思いました。当時も中には仕事を一生懸命していない先輩もいました。それでも、どうして仕事に打ち込まないのか、なぜ可もなく不可もなくテキトーにやるのか、会社組織というものやサラリーマンとしての処世術などは、そういう先輩から酒席などで教わったものでした。
 ところが、「近ごろの若い人」たちの言動はまるで大株主や取締役になったかのようで、先輩を立てることもなく、また、働く仲間の連帯も拒んでいるように感じます。派遣やアルバイトならば切られる不安もあって致し方ないかも知れませんが、よほどの事件を起こさない限り解雇はあり得ない社員なのに、資本や権力に擦り寄る人種の割合が格段に大きくなっているようにも見受けられます。まぁ就職活動の面接からして、ソツのない管理職?といった年齢にそぐわない老成したことを言う人が多く、そういう人が多く採用されていることから、当然の成り行き、そういう時代なのでしょう。
 経験からの良かれと思って言っていることが伝わらないということは、実践的知識やノウハウが継承されず、また一から始めて同じ失敗を繰り返したりして効率が良くないとは思います。しかし、聞く耳を持とうとしない人に言うこともありませんし、要らぬストレスを溜め込まないためにも最低限の事務連絡をしておくのが正解だと思うこの頃です。(しんぼー)
 
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テーマ:職場の人間関係 - ジャンル:就職・お仕事

ヤラセの構造
 未だ受け手が知らないことで、知ることが受け手にとって有益なことを見つけ、取材して報道するのがジャーナリスト本来の仕事だとは思っています。しかし、「有益」の中身を娯楽が占める割合がどんどん大きくなって来ていて、なんでもかんでもウケを狙わざるを得なくなっています。そんな現場にいると、ヤラセやねつ造が起こる構造が手に取るように分かります。
 ストレートにウケを狙うならば、あまり知られていないだけではなく、媒体に露出させたくない事や出たくない人を、つまり、普通なら拒否されるような取材を敢行しなければなりません。取材自体は難しくない新鮮味のない内容でウケようとすれば、ケレン味たっぷりの際どい演出を加える必要があります。
 前者の場合、締め切りや納品期日があっても、それに合わせて取材できるとは限りません。テクニックとしては“保険”の意味で、平素から複数のテーマでリサーチしておいて、いつでも出せるネタをストックしておくことです。しかし、時間も労力も経費もかかることですから、すぐ底を突きますし、次から次とは行きません。怠慢と誤解されてでも、間に合わないものは間に合わないと断らなければ、ヤラセやねつ造をするしか道はありません。
 そして、後者のすんなり取材できる内容は、それ自体はどこにでもあるような話で面白くありませんので、勿体を付けて、ハッタリを効かせ、尾ひれも付けてと、やはりヤラセやねつ造になってしまいます。被取材者や同業他社に指摘されて表沙汰になるヤラセ・ねつ造は社会性があって悪質なものだけで、氷山の一角と言えます。結局、干されたり、クビになったりした時はその時と開き直るか、生活費は別の職業で賄ってジャーナリストは趣味でするという二択しかなさそうです。(しんぼー)