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しんぼー/Shinboh

Author:しんぼー/Shinboh
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ルポ集『東南アジアの人々』
"People in Southeast Asia"

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フォトジャーナリストの戯言
取材に基づく記事やビデオリポートではなく、日々の戯言
現代人の身勝手
 絶滅危惧種のイリオモテヤマネコやアマミノクロウサギ、ヤンバルクイナの近年における減少の最大の原因は交通事故だと新聞が報じています。ならば、奄美・琉球の生息地域では、業務と生活以外での自動車は原則禁止にしてはどうでしょうか?つまり、レジャー目的の人は、地元のバスやタクシーを利用するか、レンタサイクルか持ち込んだ自転車で移動するというのはどうだろうかと、その記事を読みながら思いを巡らせていました。 
 日本以外では上記のような交通規制にコンセンサスが得られ自然公園になっている場所もあったり、長らく紛争や戦争が続いた結果、開発されずに豊かな自然が残ったという皮肉な例もあります。何千何万年と続いて来た生態系が、わずか百余年の間に、現代人の身勝手で破壊されて良いのでしょうか。それがレジャーや目先の金儲けのためならば、傍若無人というものです。
 今月も熊本県で鳥インフルエンザが発生しましたが、3年前には宮崎県で鶏100万羽以上が殺処分されています。これなども、動物性タンパク質を安く毎日食べたいという現代人の欲望を満たすために、家禽や家畜の飼育が過密・大規模になったことから引き起こされると聞いています。玄米や野菜中心の健康志向はどこ吹く風?かと思えば、減農薬や無農薬の野菜を持ち上げながら、レタスから芋虫が出てきたりしたら大騒ぎする人や、愛好家のエゴで矮小化されたペットを好みながら、最期までは飼わない人も。命も買える商品という感覚なのでしょう。商品といえば、そもそも冒頭の希少動物などが生息できる環境こそが観光資源として商品になります。
 レンタカーや自家用車で便利に移動できるからと、生態系を損なってしまっては元も子もなくしてしまいます。遺伝子工学が発達しても、一度絶滅してしまった種を蘇らせることは不可能ですし、将来それが技術的に可能になったとしても、環境が変わってしまっていては、やはり蘇りません。観光スポットを便利に周遊したいならば、鹿児島以北のどこでも、すでに可能になっています。自分たちヒトが絶滅しないためならば、それも生態系の摂理かと思えます。しかし、豊かな生態系が残る島々で、敢えて同じ環境破壊を繰り返すのは如何なものかと憤りを感じた報道でした。(しんぼー)
 
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テーマ:動物・植物 - 生き物のニュース - ジャンル:ニュース

所有とリスクと自由
 いろいろな人や、その人たちの暮らしぶりを取材してきて、やはり自分はあまり物は持つべきではないな、持っても最小限にしておこうと考えています。仕事をし、暮らして行くのに不可欠な物で、使用頻度が大きくて買い取る方が安上がりなものは、もちろん小生も所有しています。しかし、そうでないものは、レンタルやリース、賃貸でも適当なものを選べます。不動産や車などにステータスを感じない性分と、不正や紛争の元は高じた物欲だと思っているので、賃貸アパートに住み、車が必要な時にはタクシーかレンタカーに乗り、事務機器もリースしています。ちなみに、カメラは高価なものを使っていないので買い取っていますが、更新時にはオークションなどで下取りに出し、新機の支払いに補填しています。
 小生がこういう価値観になったのには経緯があります。国が転覆したり、迫害されて難民になった人たちを見ていると、かつて不動産や預金などの資産を持っていた人でもそれらはチャラになり、とりあえず身に着けている外貨やゴールドと援助などを当座の生活費と再起の元手とし、自分自身の「やる気と能力、それに人脈」で新たな人生を切り拓いて来ています。難民の場合、日本のモノサシで見ても破産し、生活保護の対象で、国際的にも出直すための援助や機会が差し出されました。
 しかし、国内でも自然災害や人災に遭って職や生活基盤を失ったり、はたまた、体制とソリが合わずに経済社会から弾き出されるといった危惧はあります。万一そうなった場合、実際に申請するか否かの前に、資産を持っていたなら自己破産できるくらいまで処分し、生活保護を受けられるくらい簡素な生活をする覚悟と実践が必要です。預金や換金できる財産を持っていたとしても、所詮職や生活基盤を立て直さず、食い潰していては、カネはすぐになくなってしまいます。
 物を持っていない人は失う物もないので、ある意味、強くて自由です。物を持っていると失うリスクを考え、守りに入って自由に動けなかったりします。たぶん残り20年くらいの小生の人生でも、環境や社会情勢の変化から、これまでの延長線上に胡座をかいてはおれず、新たな生活を切り拓かざるを得ないかも知れません。なので、小生は普通に生活して残った余剰は、不動産や車など物に代えるのではなく、また、資産を貯めるのでもなく、自分のやる気と体力の維持に、能力を伸ばせることに、それと並行して、人脈つまりは人間関係を醸成することに使って行こうと思っています。窮地から再起した難民たちに学んだ価値観です。(しんぼー)
 

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