FC2ブログ
プロフィール

しんぼー/Shinboh

Author:しんぼー/Shinboh
フォトジャーナリスト
Photojournalist
詳細は下記サイトへ
ルポ集『東南アジアの人々』
"People in Southeast Asia"

最近の記事

最近のコメント

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

フォトジャーナリストの戯言
取材に基づく記事やビデオリポートではなく、日々の戯言
良いお年を!
 あれよあれよと言う間に1年が過ぎてしまいました。年末を迎えて、皆さんはどんな感じを抱かれていますか?
 小生は、このブログをはじめ、勤務先の仕事や自分のライフワーク、どれも今年なにをやったのか、一生懸命に思いだそうとしなければ、即座には出て来ません。振り返れば、それなりに忙しくし、結構な仕事量をこなしたのですが、何というか、惰性でやったというか、手応えがありません。空しいですし、反省しています。
 来年からは、やはりフォトジャーナリストなのですから、ブログに写真を添えようかと考えています。一般の方の多くが早くから写真を掲載というか、写真中心でブログを構成されています。どうもプロであるというプライドから良い加減なものはアップできないという思いがありましたが、敢えて日常の一コマをカメラでなく、携帯電話で気軽に撮影して載せ、スタイルを一新させる予定です。
 勤務先の仕事は、守秘義務と著作権の問題がありますので、これまで通り当ブログでは触れられないことに変わりありません。まっ、とある番組を制作することになり、この大晦日から元日にかけては取材・撮影になったというような内容が判らないことは公表できますか…。ライフワークについては、今年は「民主化した」というビルマへ19年ぶり4回目の取材に行け、個人サイト『東南アジアの人々』にビデオリポートと記事をアップしました。来年は暫く行けていないカンボジアの様子を見に行かねばと思い、目下リサーチ中です。
 2014年、当ブログを訪ねてくださったり、「拍手」をクリックして下さったり、書き込みして頂いた皆様、本当に有り難うございました。来年もどうぞ宜しくお願い致します。末筆乍ら、皆様の益々のご活躍ご多幸をお祈り申し上げます。(しんぼー)
 
スポンサーサイト
海外へ飛び出す若者に思う
 中央アジアから帰ってきた青年と呑む機会が先日ありました。小生の長男と同い年の彼は寿司職人としてアメリカで成功した経験を基に、今は日本人があまりいない国々への出店コンサル・支援を生業としています。しかし、親日的な国民性で、今なら幾らでもチャンスがあるのに、日本人は誰も来ず、歯がゆいと言います。平和が訪れ、民主化・開放したその国に来ているのは、台湾や韓国、シンガポール、中国ばかり。現地の高官や資本家から「日本が来てくれたら歓迎すのに、どうして来ないんだ?」と問われ、答えに窮したそうです。
 日本は極端な少子化で国内の需要や消費は減るばかりです。にも関わらず、彼のように突破口を模索する青年は希有な存在のように思います。彼のその国での滞在期間中に見本市があったそうですが、日本企業が展示したのは、売ってしまえば終わりという消費財ばかりで、売れなければ即撤退という保身が見え見えだったと言います。その国の国民一人一人の購買力よりも市場規模から、その程度で良いと思ったのでしょうか。
 高度成長期が終った今の日本では、リスクを払ったり、キツイ思いをしたりせずに現状維持できれば良いという考えが多いように感じます。最初は赤字で売ったり、ただ働きしたりする先行投資をしないのは、元が取れないという算盤からでしょうが、その「元」というのが右肩上がりを前提にしたものだと思うのです。自由競争社会の恩恵で裕福になって追われる立場になると、今度は自由競争を阻害するようなことでは、虫が良すぎはしないでしょうか。彼は積極性がありますが、守るばかりで売る市場や働く場所を失ってしまえば元も子もありません。原料や労働力を買うならば経済格差を利用できますが、モノを売っての代金や働いての報酬は相手の相場に合わせざるを得ません。でなければ、そもそも引き合いがありません。
 相場を関税や援助などで、また既得権を振りかざして操作することを含め、ビジネスに政治が絡むとフェアじゃないと言われる可能性が大です。しかし、フェアな自由経済が浸透することで生じる構造的不況業種の人たちの生活を守るのも政治です。自動車など儲かる業種と、事業として成立しがたい農業を二律背反としてしまわず、他国にアンフェアと言われたり、摩擦や紛争などに繋がらないよう、やはり弱者の救済や福祉は経済原則から切り離して考えるべきではないかなどと、殊に衆院選期間中とあって考えています。(しんぼー)