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しんぼー/Shinboh

Author:しんぼー/Shinboh
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ルポ集『東南アジアの人々』
"People in Southeast Asia"

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フォトジャーナリストの戯言
取材に基づく記事やビデオリポートではなく、日々の戯言
時代の枠組みのなかで
 勤務先の仕事や日々の雑事に忙殺されている間に、日本が外国の軍に燃料や食糧、武器弾薬などを補給する時代がすぐ来るような雲行きです。小生は1992年、初めて海外派兵された自衛隊をカンボジアで取材しています。当時タケオの基地で、自衛官から受け取った名刺に「Military」と既にあったのをハッキリ覚えています。政権政党は日本国憲法との整合性を保とうと詭弁を振りかざしているように感じてならないのは、自国以外の国々が「自衛隊」を日本軍と解釈しているだけでなく、当の自衛隊員も20年以上前から「Self-Defense Force」とは名乗ってなかったからです。懇親のためタケオ基地で盆踊りを披露する自衛隊
 以前にも当ブログに書いたことがありますが、まともにぶつかっては勝算がない場合、攻撃を仕掛ける前に「補給」や退路を断った上で、奇襲をかけてくるのが戦闘の定石です。それ故、兵站が最初の標的になることは想像に難くありません。自らは戦火を交えない「後方」だからと言っていても、だからこそ攻撃され、それこそ自衛のために撃ち返して弾幕を張らないと、撤退することすらできなくなります。一方で、自国が認めていない国や勢力が宣戦布告せず、非戦闘員や非軍事施設を攻撃してきたりすることを「テロ」と非難しています。個人的には敵対心や戦意を持っていない民間人でも、自軍やそれをコントロールしている政府を認め、投票や納税などで支持していることになっていたら、上と同じ理由で攻撃対象となり得ます。
 しかし、大国が小国の宗教や文化にまで内政干渉をし、経済で圧力をかけ、小国の中で増幅する嫌悪や不満から“窮鼠猫を噛む”という流れを作っていることには触れません。親日派を増やしてもきた平和的外交カード、政府開発援助(ODA)も今、目先の国益を第一義とし、他国の軍備増強にも繋がる援助を可とするよう、その性質を変えようとしています。
 カンボジアPKOを取材する前、小生は勤務先の仕事として10年近く毎年『センバツ高校野球』を取材していました。今年もその時期に差し掛かり、甲子園から500キロ離れた拙宅のテレビにも球児たちの熱戦がナマ中継されています。日本の政治・外交は憂慮に堪えない雲行きなのですが、その時々に自分が抱えている仕事を放り出すわけにも行きません。繰り上げ定年してフリーランスに戻れば、立場的には渦中のテーマを取材できますが、右肩上がりを否定するような報道は赤字が目に見えている割に蓄えがありません。このままではいけない、いけないと思いながら、この社会の枠組みのなか、先ずもって自分の身動きが取れなくなっています。とほほ…。(しんぼー)


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