プロフィール

しんぼー/Shinboh

Author:しんぼー/Shinboh
フォトジャーナリスト
Photojournalist
詳細は下記サイトへ
ルポ集『東南アジアの人々』
"People in Southeast Asia"

最近の記事

最近のコメント

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

フォトジャーナリストの戯言
取材に基づく記事やビデオリポートではなく、日々の戯言
ビルマで総選挙があったが…
 ビルマ人の親友から喜んで取材の通訳コーディネーターを引き受けるので、民主選挙を報道しないかとオファーがありました。しかし、勤務先の仕事に追われていて時間が全くとれず、もし早期退職してその取材を敢行したとしても、原稿や映像は買いたたかれるか、売れずに生活に困ってしまうので「残念だが、行けない」と断りました。小生は年代的に1991年の軍政下の選挙とその前後を取材できているだけに、24年で変わったモノと変わらないモノを見分けながら報道できるという自負もあり、ちょっと悔しくも思いました。
 しかし、そういう背景や変遷を踏まえたリポートは、限られた紙数や時間から求められていないのが現実です。シュエダゴンパゴダ 「喰うに困らないように手に職を付けろ」と言われ、技術や知識、経験を身に着けても、他人に使われるばかりで、それらを発揮できないと思うのです。ただ、その技術や知識、経験が経営という分野のものなら、現実は違って見えているかも知れません。
 というのは、今なにをすべきかを分かっている人は多いでしょう。しかし、今なにをすれば儲かるかが分かり、それを実行に移せる人は、前者より少ないことは確かです。人を使う人は後者。従業員や社員に報酬や給料を払うためには、ある意味、仕方がないとも言えます。彼らは一般大衆が求めているものを目敏く見つけ、さらには、求めそうなものを創り出すこともあります。自分の志向のまま、或いは、それとは切り離してビジネスとして。
 そう割り切れる人であろうが、なかろうが、すべきと思うことと儲かることが重なっているのならば、何も悩むことはありません。ところが、得てして、すべきでないことや、優先順位が下位のことを先にしなければ、収入にならないのが現実です。たとえば、副次的に貧富の差を拡げることや、偏見差別を煽ることになったり、国粋主義を助長したり、ひいては紛争や戦争の火種を作るような方向が、儲かる場合が多いのです。
 それぞれの国が栄枯盛衰し、時代と共に入れ替わっているわけですが、そのどこかの国に属していて、今の生活水準を下げたくないという欲望がある限り、有り体にいえば世捨て人にならない限り、この悩みは解消されないのかなと考えています。(しんぼー)

スポンサーサイト