FC2ブログ
プロフィール

しんぼー/Shinboh

Author:しんぼー/Shinboh
フォトジャーナリスト
Photojournalist
詳細は下記サイトへ
ルポ集『東南アジアの人々』
"People in Southeast Asia"

最近の記事

最近のコメント

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

フォトジャーナリストの戯言
取材に基づく記事やビデオリポートではなく、日々の戯言
眼窩底骨折して考えたこと
 5日前の日曜に交通事故に遭って左を眼窩底骨折。まるで殴り合いの喧嘩をしたような顔で、「備え」と「繋がり」は被害の程度に大きく影響するかと改めて考えています。5日目の負傷した眼
 一旦停止せず歩道に乗り上げてきた車との衝突を避けようと、急ブレーキをかけたため自転車から体だけが前方へ飛び出してしまい、顔面を舗装ブロックに強打という自損事故でした。痺れを伴って痛む顔面とモノが二重に見えていた目は、急ぎ冷やし、経皮消炎鎮痛剤を塗って、骨折痛や術後にも用いる鎮痛剤を飲むと、痛みは和らぎ、正常に見え出したので、休日急患診療所へは行かず、その夜は眠ることも出来ました。そして、翌月曜には眼科と脳神経外科、形成外科をハシゴし、CTスキャンを含め様々な検査の結果、命や視力に支障ないことが判り、投薬も手術もせず自然治癒に任せるという診断が下りました。今回の小生の場合、「備え」では、ジムで鍛えていたお陰か両腕で衝撃を弱められたこと、応急手当の知識と薬が手元にあったこと。「繋がり」では、社保に入っていて医療費をあまり気にする必要がなく、近所に専門医が揃っていたこと。
 災害を含め一般的にも備えと繋がりがあれば、被害は小さく抑えられ、回復も早まると思います。しかし、経済的に困窮していると、予防や防災、そして対策を学んで講じようという気になる環境になかったり、解っていても行動に移せなかったりします。また、有形無形に関わらず価値のあるモノを持っていたり、生産したりする人ならば、公私ともに自然と他人との付き合いが生まれ、傷病や被害を負った時には周囲の人たちが手を差し延べます。しかし、そうでない人たちは平素から孤立しがちで、公的な保護・援助すら後回しになったり、受け取らなかったりと悪循環に陥る場合もあります。
 原因が「備え」や「繋がり」にあるとするならば、対策もとれる筈です。しかし、誰しも生まれいずる国や地域、家族を選べないにも関わらず、生育環境や教育は経済状態が大きく影響し、遺伝する生物学的な形質もあります。また一方で、時間は不可逆的で、且つ、待ってくれず、人は歳をとって行きます。いつの間にか自分が当事者として社会問題の渦中にいることや、社会の弱者になっていることが、事故や災害を機に露わになりがちです。個人の努力や注意ではどうしようもない部分があり、自己責任と線引きすることは極めて難しいと思うのです。古今東西カネの切れ目が縁の切れ目ではない家族や友人知人を大切にすることを美徳とし、どの宗教でも無病息災や家内安全を祈るのが、今回しみじみと解ったような気がしています。(しんぼー)


スポンサーサイト

テーマ:思うこと - ジャンル:学問・文化・芸術