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しんぼー/Shinboh

Author:しんぼー/Shinboh
フォトジャーナリスト
Photojournalist
詳細は下記サイトへ
ルポ集『東南アジアの人びと』
"People in Southeast Asia"

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フォトジャーナリストの戯言
取材に基づく記事やビデオリポートではなく、日々の戯言
薬草で年を越し、来年は高齢者介護も
khaoyai_title ビデオリポート『未知なる薬草を求めて ~タイ・カオヤイ国立公園~』のアップロードは新年となりました。ここにはアップしたのは、いわゆる番宣代わりのアバーンです。ナレーションと地図を入れ、1月10日頃に個人サイトとYoutubeの『東南アジアの人びと』で発信しますので、ご覧になって頂ければ幸いです。
 2019年はロヒンギャ難民の取材でこの年齢になって初めてバングラデシュへ行き、復興五輪1年前にはフクシマへ。そして、しばらく資金作りのアルバイトに勤しんで、今月は上記テーマでタイへ、その足でプノンペンに立ち寄って『ポルポト時代を超えて歌い継がれる懐メロ』といった取材をしてきました。カンボジア分の編集は年明け早々に着手し、タイに続いて1月中旬には発信できる見通しです。
 きょうはこれから特別養護老人ホームへ最後のアルバイトに行ってきます。今年1月4日から1年で約90回の宿直をしましたが、自分の経験を活かせる『アサヤン企画』の仕事が忙しくなって来たため、今年いっぱいで辞めることにしたわけです。
 2020年は2月に労働者問題でベトナムへ赴くことが既に決まっています。しかし、それが一段落する4月ごろからは国内の高齢者介護に焦点を当てる予定。明朝「お世話になりました」と特養で辞任の挨拶をする際、その介護のイメージ映像を撮らせてもらうべく撮影許可申請書を施設長に手渡してくるつもりです。高齢者関連は1982年に『寮母さん徹夜の奮闘 ~福祉最前線 特養の24時間~』を新聞で、1998年に『介護保険実施までもう2年、まだ2年 ~ルポ大垣市の場合~』を雑誌で報じ、22年ぶりに介護保険では立ち行かなくなっている現状と、あるべき形を提言したく思っています。
 2019年は当ブログご愛読、どうも有り難うございました。来年も引き続きどうぞ宜しくお願い致します。皆様、良いお年をお迎えください。(しんぼー)


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37年目のカンボジアで
WhiteHotel 写真右のホテルはかつて「ホワイトホテル」と呼ばれ、まだ内戦中だったカンボジアで外国人を受け入れていた数少ないホテルの一つでした。ホテル名は変わり、サッシが鉄からアルミに入れ替えられていますが、バルコニーや窓の位置など外観は当時のまま。37年前初めてこの国を来た時のことを思い出しています。
 ということで「認知症に効く薬草」の探索をタイ・カオヤイ国立公園で取材した後、「ポルポト時代を越え歌い継がれる懐メロ」をテーマに隣国カンボジアはプノンペンに来ています。東南アジアをライフワークとし、当然のことながら日本人の目で日本語で報道してきました。今回のテーマも背景に日本の少子高齢社会を置き、日本の学者や歌謡曲をしっかりと引っ掛けてはいます。それでも、マスコミの需要はなく、発信は個人サイトとYoutubeの『東南アジアの人びと』だけになる見通しです。
 企業ジャーナリストとしてマスコミの内側で長年働いたので解りますが、こうしたネタをマスコミで取り上げるためには、制作予算の大きな割合を人気俳優や芸人のギャラに充て、数字が取れるリポーターやナレーターを立てるといった脚色・演出が求められます。一方、確実に黒字になり、今回も帰国直後から依頼が入っているアルバイトは、ニュースと娯楽どちらの観点からも公共・公益性が低く、記者やディレクターが取り上げようとはしないクライアントの自己満足のためのモノが殆どです。回り回って自分の知恵になったり、自らの生活改善に繋がるモノは、情報に対して能動的でなければならないからでしょうか、…。直裁的に自分が満足できるモノならば制作料を払ってくれるのが現実のようです。
 言葉は悪いですが、そこを利用して国内でのアルバイトをこなしていけば、万年赤字のライフワークも続けて行けそうです。昨日はインサート用のイメージ映像だけしか撮れず、大学キャンパスで学生に当該教授の携帯を聞き、その教授から最適の人物の名前を教えてもらい、書店でその人の著書と連絡先を入手し、アポ取りといったことに時間を費やしました。インタビュー取材まであと2時間、そろそろ本業に戻ります。(しんぼー)

ハーモニカ教室、そして熱帯のジャングルへ
lesson_video お陰様で『アサヤン企画』への依頼が殺到。体は一つということで、日時がダブって数件断ってしまっています。前回のブログで触れた「ハーモニカ教室(写真)」に続き、「ロックのMV」や「マジックバー」、「合唱コンサート」、「フットケア」、「カイロプラクティック」、「CGソフトのCM」と量産し、定年退職前の忙しさに逆戻りです。
 個人や小企業でも制作できる料金に抑えているからこそ、これほどの依頼があるのだと思います。まさに薄利多売。ライフワークの東南アジア取材の経費を賄うには、こうした仕事を20件はこなさなければなりません。それでも、クライアントのお蔭で自主取材の独立性が保てているとも言えます。
 さて、今回の自主取材は、観光客が立ち入れない国立公園でタイと日本の“薬草ハンター”の出会いに焦点を当てます。中国の漢方薬はすっかり身近になっていますが、熱帯で植生こそ違うタイの薬草も、薬や健康食材として何百、何千年と口にされてきました。しかし、東南アジアでは紙と墨の文化ではなく、その「薬草の先生」と呼ばれるタイ人も口伝で継承しています。それだけに世界的にはまだまだ知られていない薬草もあるのではと、日本の薬学部教授と漢方薬剤師に声をかけ、彼らと一緒に国立公園のジャングルに分け入ってきます。
 なんでも教授がいま探しているのは、認知症を遅らせたり、治したりする成分が含まれる薬草だとか。60歳以上の認知症発病率は、熱帯では日本や欧米の約半分というデータからの推察だそうです。「あれ、ナンやから、そうやろ」と言葉が出にくくなり、小生もMRIを撮ると「前頭葉の血流が悪くなっている」などと診断されました。自分のためではないですが、高齢社会の問題に挑む泰日協力プロジェクトとも言えます。熱帯のジャングルに差し込む一条の光のように、地道な研究活動にフォーカスします。年末か年明け早々にはアップロードの予定。ご期待ください。(しんぼー)