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しんぼー/Shinboh

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ルポ集『東南アジアの人びと』
"People in Southeast Asia"

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フォトジャーナリストの戯言
取材に基づく記事やビデオリポートではなく、日々の戯言
統計と分析の扱い方は?
 誤謬や差別を払拭するのに、ジャーナリストは科学的な統計や分析に頼らざるを得ないのかとも思っています。
 一人の人物や少人数のグループ、狭い地域に、そして、現場へ通える頻度や期間を限定すれば、個別な真実は報道することが可能です。しかし、単にレアケースと見られたり、偶発的な例として軽く受け流されてしまうことがしばしばあります。だからといって、一つの真実を、他にあてはめたり、全体を類推するのは危険です。
 統計や分析は、担当者のイデオロギーや価値観から恣意的な結果が導き出されることもありますが、そこはそれぞれのプロ意識に賭けて、公平さや客観性を保っているはずです。しかし、国籍や人種、宗教、精神病、未成年、犯罪歴、家庭環境、遺伝、所得、学歴などが絡んでくると、公正で科学的なデータでも差別を助長する可能性があり、調査すること自体が差別的な行為とみなされることがあります。
 だから、個々のデータは独立して存在しても、各項の相関関係を割り出したものは希です。そのなかで、ジャーナリストは深刻さや希望的観測の裏打ちをするために、都合の良い統計や研究結果を組み合わせたりするのです。
 やはり、ここで思うのですが、ジャーナリストは自分が取材した個々の真実だけを報道しておけば良いのだろうと。アンケート調査や研究室的な実証は、時間を含め、経費に無理があり、不十分なものになりがちです。加えて、取材したものとの整合性を求めて甘くなったり、恣意的になるのを避けるために逆に厳しくなったり、どのみち同じ人物が両方するのは好ましくないと考えるからです。(しんぼー)
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テーマ:ニュース・社会 - ジャンル:ニュース

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