FC2ブログ
プロフィール

しんぼー/Shinboh

Author:しんぼー/Shinboh
フォトジャーナリスト
Photojournalist
詳細は下記サイトへ
ルポ集『東南アジアの人びと』
"People in Southeast Asia"

最近の記事

最近のコメント

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

フォトジャーナリストの戯言
取材に基づく記事やビデオリポートではなく、日々の戯言
アンモニア臭がした豚まん
 輸入冷凍食品の中毒が大々的に報じられています。毎朝弁当を作らねばならない方にとって、冷凍食品は便利です。しかし、弁当のおかずなら、1パック全部ではなく、1、2個ずつですから、深刻な中毒症状は出ないかもしれません。体内に蓄積される有毒物質を頻繁に食べると、それはまた中長期の問題ですが…。
 生産者と消費者の間に仲買や梱包、加工、運送、倉庫、税関、検疫所、商社など幾つもの業者や行政機関が関わり、少しずつでもマージンを取っていたり、中間経費がかかっていると、「十分な対価を払っているから、大丈夫なはず」と思っているのは消費者だけではないでしょうか。
 消費者以外の人は衛生管理などより、その日の自分の食い扶持が稼げるか否かというシビアな商売をしているかも知れません。あるいは、信用を積み上げてブランド商品や社会的ステイタスにしようといった悠長でコストがかかることを考えるより、なりふり構わず、その場その場で売り逃げて、襟を正すのは利益が上がって、ある程度の暮らしが出来るようになってからという人も少なくないでしょう。
 15年くらい前のカンボジアで、小生は豚まんを買い喰いしたのですが、一口噛むと肉からアンモニア臭がする汁が口内に拡がりました。その場で蒸しているのですが、何の肉かも分からないくらい腐っていたのです。売り子はもちろん、周囲の買い物客も私を見ていたので、吐き出すわけにもいかず、その一個はしぶしぶ胃袋に流し込みました。幸い下痢は起こしませんでしたが、嗜好の域を完全に超えていました。せめて「我々と同じものを食べる外人」ということで、当時のカンボジア人と少しは親密になれていた筈だと思いたいところです。
 その豚まんも、一番安い肉を売った人と、スラムの土間で作った人、道端で売っていた人は別々で、それぞれ自分の利益を考え、消費者に届く豚まんのことは考えていなかったでしょう。たぶん売り子はアンモニア臭がしていることを知っていても、他に売るものもなく、とにかく売らないことには、その日の稼ぎがなかったのだと想像しました。
 長くなりましたが、小生の今回の結論は、沢山の人が絡んでいる加工食品より、流通に乗っている食材の中でも、生産者の氏名と住所、それに顔写真が張ってある方が安全だろうということです。実際、スーパーでそんなものばかり買って、簡単に料理して食べています。それが、小生の自衛手段であり、気分の問題だからです。(しんぼー)
スポンサーサイト




この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する