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しんぼー/Shinboh

Author:しんぼー/Shinboh
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ルポ集『東南アジアの人びと』
"People in Southeast Asia"

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フォトジャーナリストの戯言
取材に基づく記事やビデオリポートではなく、日々の戯言
久々の雑誌の仕事に思ったこと
 週刊誌の編集者から先日「誰かカメラマンを紹介して欲しい」と電話がありました。小生が住んでいる地域で企画モノの取材があったのですが、東京からカメラマンと二人で出っ張ってくる予算がないのでしょう。聞けば「コミコミで1.5万で、なんとか…」。当地でもカメラマンの日当は3並びなので、知っているカメラマンは何人かいても、とても回せる仕事ではありません。ところが、奇しくも取材日は勤務先の休み。久しぶりにカメラマンとしての仕事も悪くはないと思い、小生が自分で請けたのです。
 カメラやストロボに不具合があってはと、1週間くらい前にテスト撮影をしましたが、デジタルになって即その場で写りを確認でき、準備も簡単になったものです。撮影は“昔とった杵柄”で恙なく終わり、帰宅して直ぐにPCでピントなどをチェックしながら粗選りし、補整、CD-Rに焼きました。フィルム現像や印画紙へのプリントの手間もなく、撮影当日の夜にはもう発送できました。
 今回思ったことは、やはり「1.5万」では、他で生活費を確保できている人が休日のボランティアでしか請けられないということ。準備や移動、後処理も含め、費やした時間で割ると時給は2500円ほど。毎日切れ目なしに仕事があってカツカツ喰って行ける数字ですが、月20日以上など到底あり得ません。これではカメラやPCなどの減価償却費は捻出できず、病気や老後に備えての貯金もできません。
 写真がデジタル化し、誰でもそこそこ撮れるようになり、仕上げも簡単になりましたが、センスや経験の差はデジタル写真にも出るものです。しかし、その「差」はあまり評価されず、プロカメラマンの価値が下がったことは否めません。今の時代、撮影を生業にするには、カメラマン自身が「いつ何を、どういう風に撮り、どこへ売り込む」といった編集者や記者、あるいは営業マンの仕事領域にまで長けていなければ難しいようで、ふと気付けば、小生も一年のうち殆どの日を放送局のディレクターという仕事に費やしているカメラマンです。(しんぼー)
 
  
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