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しんぼー/Shinboh

Author:しんぼー/Shinboh
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ルポ集『東南アジアの人びと』
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フォトジャーナリストの戯言
取材に基づく記事やビデオリポートではなく、日々の戯言
謎のタクシー運転手
 繁華街でタクシーを拾いました。これまでにも上場企業の元社員や、中小企業の元経営者でタクシー運転手をしている人には会ったことがあります。ところが、今回は事件や政局、内戦、国際紛争に絡めて、政治家や官僚の名前がポンポン飛び出してきます。ラジオや雑誌などの受け売りで、評論家然と天下国家を論ずる運転手は時々います。しかし、この運転手の話は展開が大胆なのに、筋が通っています。「タダモノではないな、この運転手」。
 聞けば、国立大卒、元国家公務員、前国際機関職員の67歳。主義として天下らず、年金も敢えて受け取っていないと答えます。彼が具体例を挙げて憂うことは、とどのつまり「みんな私利私欲に走り、日本の明日など考えていない」ということ。反米や尊皇、護憲などと括ることができない論調。
 ちょっと気になって帰宅後、乗務員票にあった氏名を新聞記事や人物のデータバンクで検索してみました。すると、「0件」や「該当なし」ばかり。機密に関わる仕事をしていたと本人は言っていましたが、少なくとも出身校の同窓会関係や役所の人事異動などで引っかかるのが普通だし、かといって、誇大妄想にしては話の辻褄が合いすぎていたしと、なにか狐につままれた感覚です。
 ブレインや顧問として行くとこへ行ったり、メディアの取材に応じたりすれば、憂うばかりではなく、いくらかはこの社会に影響を与えられます。なのに、「気楽だから」と、タクシーのハンドルを握っているのは、やはり彼も「日本の明日など考えていない」のではないかと思ってしまいました。(しんぼー)
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