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しんぼー/Shinboh

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ルポ集『東南アジアの人びと』
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フォトジャーナリストの戯言
取材に基づく記事やビデオリポートではなく、日々の戯言
社員に専門職は不要?
 小生が社会人になった頃、30年くらい前は、例えば大手広告代理店に社員のコピーライターやデザイナー、カメラマンがいました。今では、そうした専門的な仕事は下請けのプロダクションか外部のフリーランスの人が請け負っていて、ディレクターでさえ外注の傾向にあり、大元の社員がやっている仕事は経営か総務、人事、営業、プロデュースに限られています。今の勤務先の放送局でも然り。かつて勤めていた新聞社では社有車のドライバーや営繕の大工さんまで嘱託社員だったことを思い起こせば、雇用形態に隔世の感を否めません。
 この変遷は、企業が収益の効率にシビアになってきた結果だと思うのです。金銭や人事で嫌な思いもする経営側には関与せず、専門的な分野だけで悩むのは比較的楽とされ、だから、専門職を社員として厚遇する必要はなく、外部の人とでも十分やって行けるということで、現状に至っているのではないでしょうか。こうしたアウトソーシングは、早くから「空洞化」と言われている第一次産業では、もっと顕著なことなのでしょう。
 専門職は職人のように自分の仕事には拘りを持っている人が多いのですが、旬か過ぎると“つぶし”が利かず、かといって管理職には向かない人が少なくありません。一方、総合職で残っている正社員はディレクションやマネージメントの能力だけでなく、経営者や会社と一心同体というような忠誠心が求められ、単に仕事を請け負う外部の人より気苦労が大きいと思います。しかし、その分、外部の人よりも、収入が多かったりします。
 結局、専門職はギラギラした汚れ仕事には荷担せずに、趣味感覚でできるということなのでしょうか。そのせいか、確かに専門職は低賃金でも「やりたい」という人が多く、経営者や会社はそれが好都合なことに気付き、増益の戦略を先鋭化させた結果、社員に専門職が少なくなっているのかと考えています。(しんぼー)

 
 
 
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テーマ:人材と組織 - ジャンル:ビジネス

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