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しんぼー/Shinboh

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ルポ集『東南アジアの人びと』
"People in Southeast Asia"

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フォトジャーナリストの戯言
取材に基づく記事やビデオリポートではなく、日々の戯言
自由な生き方の代償
 この不景気な世の中を見渡すと、結婚したいのに出来ない若者や中年、困窮するひとり親家庭や経済的理由で進学できない子供、孤独死しかねない独居老人たち。身近なところで何件もの家族崩壊を目の当たりにします。このままでは個人は不満を鬱屈させ、地域や国の活力が低下していきます。だから、新政権の執政の焦点にもなっています。
 家賃や光熱費、水道代、食費などの生活費は、一人より二人以上の家族で暮らす方が割安です。また、男女関係でも介護でも情愛を売るようなサービスは高額で刹那的。こんな大前提を無視し「カネのない奴は結婚しないでよい」などと失言したのは政権末期の首相でした。でもあの時、かなり多くの市民も同様に考えているのではないかと思ったのは小生だけでしょうか。つまり、なかなか結婚せず子供を設けない人と、既に子供がいても離婚する人は、一人暮らしや、一人で子育てする方が楽だと思ってのことなのだろうかと疑問に思うのです。
 だからといって、文革時代の中国やカンボジアのポト政権などのように、政府が結婚させたり、離婚を禁じたり、子供を親から引き離して国が育てるなんていう人権以前、人間無視の暴挙は論外です。辛うじて可能かも知れないのは、男女間の社会・経済的優劣をなくし、離婚しても父母は子供の養育義務を果たすことだと思います。前者は教育や法に於いて男女平等が実現しているのに、大人になって出た社会は旧来のジェンダーに囚われているという歪みこそが様々な問題を引き起こしているように見えるからです。後者は、言うまでもなく子供は親を選べないからであり、また、公的支援を受ける人と税金や年金を払ってだけいる人の間に不平等感や差別意識を生じさせないことが重要だと思うからです。
 男女や夫婦、家族のあり方に於いて宗教倫理に基づく因習や制度から解放され、個人が自由に生きられるようになった豊かな日本。その帰結とも言える弊害なのですが、男女共に欲望に逆行する方策にはNOと言うでしょう。以前からあった「自由の代償」を、今その豊かな時代が峠を越したために、急に大きく感じるようになってきただけかなとも思っています。(しんぼー)
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