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しんぼー/Shinboh

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ルポ集『東南アジアの人びと』
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フォトジャーナリストの戯言
取材に基づく記事やビデオリポートではなく、日々の戯言
内容より、表現や編集、演出が肝心?
 盗用や著作権侵害の訴訟や事件の報道は最近あまり耳目にしませんが、たぶん相変わらずか、インターネットが拍車を掛けて、もっと横行しているのではないかと想像しています。小生はこれまでに新聞11年余り、雑誌6年、テレビ12年とそれぞれの現場で働いて来ました。どこでも同業者の後追いは当たり前。テレビは新聞雑誌書籍を基に番組を作ることが多々あります。雑誌は新聞やテレビを見てあたかも現場へ行って来たような記事を書くことがしばしば。新聞もテレビや雑誌からヒントを得たり、外国の新聞を翻訳して記事にしていたりします。
 映画や演劇は書き下ろし台本でない限り、必ずと言ってよいほど原作が書かれています。小説なども翻訳ものならば、著者は原作者の名前です。しかし、新聞雑誌テレビが出典や引用元を明記しなかったり、言及しない場合は、どこまでが盗用なのかの判断は難しいところです。その基準は一応、媒体が違えば、言い回しを変えれば、違う言語でならば、盗用ではないとなっているようです。
 しかし、ニュースや話題、或いは、独特の切り口を先に取り上げても、発行部数や放送エリアが小さい場合は、その焼き直しでも、ひとたび大メディアが取り上げると脚光を浴びることになります。確かに、大メディアは表現や編集、演出にノウハウを持っていて、また、それを実現させるだけの資金力があります。こうした構図の中で、儲け度外視で地道に取り組んできたフリーランスのジャーナリストや作家、研究者らが、鳶に油揚げを掠われるような苦い思いをしているのを何度となく見てきました。小生もフリーランスの立場では、そういう目に遇ったことがあります。
 「苦い思い」と言ったのは、表現や編集、演出におけるウケを狙った外連味たっぷりの料理法は、対象と地道に真摯に向き合った人間には抵抗があって、なかなか出来ないことだからです。ありのまま真実を伝えようとすると、スパッと断定できなかったり、異なるベクトルを束ねられなかったりし、散漫になったり、弱くなったりするものです。その結果、一次情報を持っている人がそれを形にしても、ウケが悪く、マスメディアにそのまま露出することは殆どありません。ここで思うのですが、伝聞ではない一次情報であることより、表現や編集、演出の方が肝心なのでしょうか?(しんぼー)
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この記事に対するコメント
競合というか…
 STREETさま
 当ブログへの書き込み、どうも有り難うございます。
 「受け手には分かりづらい」ということですが、もし一次情報、つまり特ダネだったりすると「××新聞の取材に○○と話した」、「日本人ジャーナリストとして初めて…」といった勿体を付けている場合が多いので、分かり易いかも知れません。問題は、そう書いてあっても、実は以前にも誰か他の人に話したことがある内容や、地元や他国のジャーナリストが既にということが多々あるのです。
 まぁ、興味を持たせるための外連味というか、付加価値があるように見せるというか、商品なので仕方がないのかも知れません。しかし、小生はその現場にいて、そういうことを抵抗なく、イケイケドンドンに出来る人が少なくないのには、ある意味、プロ根性だなと感心します。小生も結果的に初めてとか、特ダネというのは目指すところですが、そういう細かいところでは競合したくないと思っています。
 今後共どうぞ宜しくお願い申し上げます。
【2009/11/13 23:06】 URL | しんぼー #s5hMGlx. [ 編集]


受け手である私たちは、それが一次情報なのか、2次、3次情報なのか、分かりづらいことも多いと思います。今まであまり意識したことがありませんでしたが、メディアの中で、そのような競合(?)があるのですね。
【2009/11/13 20:45】 URL | STREET #- [ 編集]


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