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しんぼー/Shinboh

Author:しんぼー/Shinboh
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ルポ集『東南アジアの人びと』
"People in Southeast Asia"

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フォトジャーナリストの戯言
取材に基づく記事やビデオリポートではなく、日々の戯言
全身打撲+消化不良
 勤務先のロケの下見と打ち合わせで、とある美術館へ行き、ヘロヘロになって帰ってきました。というのは、近現代美術史に名を残す巨匠の作品が、これでもかというくらい展示してあり、打ちのめされてしまったのです。全身打撲だけでなく、解釈に於いては消化不良も起こしています。
 なぜなのか考えると、先ずは、まともに美術鑑賞をしたのが久しぶりだったからでしょう。芸大生だった30数年前や、世界的に有名な美術館が幾つもあった留学先では、眉間に皺を寄せながらも、疲れを知らず貪欲に観て廻っていたものです。しかし、社会人になって以降は、商業美術ばかり目にしていて、こうした美術作品から遠ざかっていました。
 それ以前に、日頃から慣れ親しんでいる小説や映画は受け身でも楽しめますが、やはり美術はより抽象的である分、引き込まれた瞬間から能動的に働きかけることを強いて来るので疲れるのだと思います。さらに「打ちのめされた」のは、その深さや完成度の高さに加え、何十年、百年以上前に未だ陳腐にならないこれだけのことをやっていたという事実に触れ、箸にも棒にもかならない凡で稚拙なことをやっている自分を改めて思い知らされたからです。
 そんな比較をすること自体が畏れ多いというか、作品の冒涜に当たるのですが、知らず知らずのうちに「同じくらい、或いは、超えるようなものを創れる?」と自問していました。しかし、こういう見方は若い頃にはせず、あの頃はただただ感動し、あんな風に創れたら良いのになと脳天気に思っていたのです。遅ればせながらも、どれだけの偉業か、どれだけ自分はダメなのかが分かるようになっただけでも、まぁ成長したのだと自己弁護しています。(しんぼー)
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この記事に対するコメント
コメント、どうもありがとう
 美術を自分もやろうなんて、おこがましいことを考えるのが良くないですよね。小生も素直に感じようと思います。
 もう一件、沖縄の話でも書き込みして下さって、どうも有り難うございます。あのブログに書いたように、受け手側に需要がないので、強引に取材に行くと、全部手出しになってしまうのです。まぁ、小生の場合、同様の南北問題で東南アジアへ20年以上通って、すでに散財しまくっております。小生にとっての東南アジアのように、沖縄も数多くのジャーナリストが自分のフィールドにしているとは思うのですが、彼らにとっても、やはり、なんでしょう。
【2009/10/24 11:20】 URL | しんぼー/Shinboh #s5hMGlx. [ 編集]


こんにちは。「東南アジアの人びと」を読みたいのですが、堅くて今は無理でした。もっぱらブログを拝読しています。私も絵画を解釈するだけの知識と眼があればいいのですが、なにやらおもろいな、とか、これはびっくり、感激したとか、ばかりで、解釈などとは無縁です(汗)。でも、絵やインスタレーションはいいですね。面白かったり、悲しい気持ちになったり、心が動きます。
【2009/10/23 12:39】 URL | ともやん #- [ 編集]


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