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しんぼー/Shinboh

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ルポ集『東南アジアの人びと』
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フォトジャーナリストの戯言
取材に基づく記事やビデオリポートではなく、日々の戯言
記憶媒体で思ったこと
 サイトの動画をYouTubeへ移し終えたのですが、その作業中「やっぱりフィルム=銀塩は良かったな」と改めて思っていました。規格に合わせるために15年くらい前のビデオテープをデジタルに変換しようと、デッキで再生したのですが、もう色は滲んでいるし、だいたい映像自体がくにゃくにゃになっていました。いくらデジタルで色補正でき、シャープネスも上げられると言っても、元データがぼろぼろではダメです。いずれ部品切れでデッキが動かなくなり、再生できなくなるテープも増えてきます。まだ現役のDVD-Rでも、直射日光とまでいかなくても、窓際などに置いておくと、2、3年で再生できなくなります。
 それに対し、動画でもスチルでもフィルム=銀塩で撮ったものは、定着と水洗さえきちんとしたものならば、180年くらいはビクともしないことが実証されています。つまり、写真が発明された頃の原版が未だに生き残っているということです。50年前のフィルムからプリントを作ると、まるで昨日撮ったように仕上がります。実際、歴史的な写真家のネガをプリントしたことがあるので、これは間違いありません。だから、歴史を感じさせるために、敢えてセピア調色することもあります。
 今や動画が主流になって、新聞雑誌や写真よりもテレビやビデオ、DVDに人気がありますが、そんなこんなで今回、やはり脳裏に刻まれる“思い出の一枚”の力を改めて考えさせられたのです。元々、小生はスチル写真の出身なので、その良さを十分知っている筈なのですが、スチルに対する世の中の需要が減って、動画・テレビへシフトせざるを得なかったとも言えます。
 改めて良いなと思う銀塩の写真や動画なのですが、その良さが一般に評価されるのは、撮影してから何十年か経った時だと思います。そして今の時代、そうしたアナログはデジタルに比べて割高で、そんな代金は払いたくないということになっています。デジタルも誤って消してしまったデータを復元するソフトなどが出回っていますが、さて、数十年後はどうなっているのでしょうか。加えて、やたらと枚数を撮れたり、動画なら長回しし放題になっていますので、そもそも思い出の一枚や一シーンが各人に残るかどうか。まぁ、小生と同じようなことを感じている人は少なくないでしょうから、恒久的に残す方法はきっと出てきて、普及するものと期待している次第です。(しんぼー)
 
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