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しんぼー/Shinboh

Author:しんぼー/Shinboh
フォトジャーナリスト
Photojournalist
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ルポ集『東南アジアの人びと』
"People in Southeast Asia"

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フォトジャーナリストの戯言
取材に基づく記事やビデオリポートではなく、日々の戯言
ドキュメンタリーを作って
 年末恒例のことですが、勤務先で1時間枠のドキュメンタリー番組を作りました。小生のスタイルというか、不況で削られた番組予算で作る場合、主人公は市井の人で、ロケ地はその人の行動半径といった近場になります。これで詰まらないものにならぬようにするには、時間をかけるしかありません。しかし、一週間べったり24時間密着したとしても、ドラマチックな展開など期待できません。加えて、相手の日常生活やプライバシーに支障を来すことになるので、そういった方法を取ることは殆どありません。なので、事ある毎に、事が起こりそうな時期を見計らって、何度も取材を積み重ねるのが常道です。
 しかし、会社にとって、そんな制作方法を取るディレクターを雇っているのは、効果対経費が悪いはずです。結果が出るまでに時間がかかる上に、その結果も地味なことが多々あるからです。故に、全国を見渡してみると、ドキュメンタリーはプロダクションに外注したり、フリーランスの持ち込みを期待している会社がすでに大半となっています。小生もフリーランス時代、フォトジャーナリスト個人として、或いはプロダクションを通して番組を作った経験があります。会社としては、番組単位で人を使え、枠がなければ仕事を依頼することもなく、先行投資のリスクも軽減するわけで、不況下にこの傾向が強まるのは当然のことでしょう。
 出版社がライターや作家を社員にしないように、いよいよ放送局もドキュメンタリーに於いては正社員をディレクターにせず、正社員のディレクターを置かなくなるのではと思っています。そうなると、生活不安が先立ち、どうしても主張したいことがあり、よほどガッツのある人しかドキュメンタリー番組を作らなくなるだろうと危惧しています。(しんぼー)
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