FC2ブログ
プロフィール

しんぼー/Shinboh

Author:しんぼー/Shinboh
フォトジャーナリスト
Photojournalist
詳細は下記サイトへ
ルポ集『東南アジアの人びと』
"People in Southeast Asia"

最近の記事

最近のコメント

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

フォトジャーナリストの戯言
取材に基づく記事やビデオリポートではなく、日々の戯言
私生活の切り売り
 独自の物を作ることを生業にしている人が他人に必要とされるためには、作家を筆頭に、私生活を切り売りしなければならないのではないかと考えています。幾ら独自の切り口だとか、本邦初出の特ダネだとかと言っても、第三者をネタにしている限り、「良く見つけた」とか、「良く取材した」といった域を出ません。つまり、その人でなければならないということにはならないのです。
 何を扱っていても、究極は人間中心の世界の真理や普遍性を描こうとしたり、浮き彫りにしたり、切り取ったりして露わにしようとしているように見えます。対象はズバリ人間で、論文にしろ、記事やドキュメンタリー、エッセー、小説、ドラマ、映画、舞台の受け手も、この時代の生身の人間です。となると、第三者の感覚や感情、体験、経験を基に仕事しているうちは、客観的で受け入れられやすいかも知れませんが、一人称の切迫感はなく、想像の域を出ずに月並みになると思うのです。
 ならばと、いくらでも迫れて、想像などあやふやな部分がない自分自身のことをネタにすれば良いのですが、となると、勤務している企業や家族や親戚、友人知人、隣近所などに、「あいつは真面目そうに見え、立派なこと言ってるけど、裏では、へぇー、そんなことやって、結構エキセントリックな思想の持主だったんだ」などと知れてしまいます。
 社会人になると同時に、私生活の切り売りはしなくても、私生活をオープンにして来た人は、ある意味、抵抗がないでしょう。しかし、人生途中からとなると、それまでの人間関係の崩壊を覚悟する勇気が必要です。だから、誰にでも出来ることではない故に希少価値があり、晒け出せない殆どの人たちの興味を喚起するのだと思います。ただし、つまらない私生活ならば、暴露しても、「で、だから、どうなの?」てなことになり、自滅という最悪のパターンとなります。(しんぼー)
スポンサーサイト




この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する