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しんぼー/Shinboh

Author:しんぼー/Shinboh
フォトジャーナリスト
Photojournalist
詳細は下記サイトへ
ルポ集『東南アジアの人びと』
"People in Southeast Asia"

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フォトジャーナリストの戯言
取材に基づく記事やビデオリポートではなく、日々の戯言
マスコミとリサーチャーの間
 小生の日常の取材地域は日本国内ですが、海外では東南アジアをフィールドに南北問題を取材して、もう24年になります。一つの地域やテーマに固執するのは、深く知ると面白いし、長期に亘って付き合っていると愛着が湧いて来て、他の人が知らないことや、気付かないことを取材し、報道できるからです。
 しかし、勤務先の仕事では観光ですら行ったことがない地域や国、高校で習ったこと以上は知らないような分野を取材しなければならないことがしばしばあります。人間関係を構築したり、改めて勉強していては到底間に合いません。だから、その地域や分野に長年携わってきたリサーチャーやコーディネーターにギャラを払って、調べて、お膳立てをしてもらうのです。逆に東南アジアのネタではリサーチやコーディネートを頼まれたことが何度かあります。そんな風に両方経験して思うことは、既に個人としてメディアに認められていたり、マスコミ企業の社員や契約がある人ならば、専門家を雇うことで、長年やっていなければ出来ないようなことも一朝一夕に成し得るということです。
 小生がリサーチやコーディネートする場合は、先に自分で取材し、既に発表しているものなのですが、それでも、たっぷりカネをかけて取材して編集、その上、注目度が高い媒体や番組枠が用意されていたりすると、何だか悔しく思います。しかし、初出でないからこそ、リスクが低くカネを注ぎ込め、穴をあける心配もないので媒体も押さえられるのだと思います。未だ誰も取材していないものは、空振りもあるし、地味な記事や番組になってしまうこともあります。
 リサーチやコーディネートを仕事にしている人たちは指示や注文に従って動くので、記事や番組の出来不出来に関係なく、日当や経費が支払われ、リスクを背負うことはありません。一方、マスコミ側は月給制や年俸制だったりし、その一本の成否で急に減収になったり、即クビになることもありません。だから、他人が手を着けていないものを探して、自ら取材するフリーのジャーナリストは、最も分が悪い立場だと思うのです。しかし、「自分がやった」という自己満足だけは最大限得られます。万年赤字であっても、小生が自主取材を止められない理由です。(しんぼー)

 
 
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