FC2ブログ
プロフィール

しんぼー/Shinboh

Author:しんぼー/Shinboh
フォトジャーナリスト
Photojournalist
詳細は下記サイトへ
ルポ集『東南アジアの人びと』
"People in Southeast Asia"

最近の記事

最近のコメント

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

フォトジャーナリストの戯言
取材に基づく記事やビデオリポートではなく、日々の戯言
言論の自由と内規
 尖閣衝突映像の流出で大騒ぎになっています。ジャーナリストが垂れ込みを受けたり、積極的に取材したりして、報道したものならば「言論の自由」と「取材源の秘匿」を盾に、政府の訴えも突っぱねられます。政府は職務上の秘匿義務違反ということで誰がリークしたのかを追及するでしょうが、そこで発信者がテロ防止法や、どこかの国のような国家転覆防御法で口を封じられてしまわないようにするためには、日頃から誤報をしないよう、根拠のない誹謗中傷やプロパガンダにならぬよう常々自戒しておき、揚げ足取りの材料を与えないことです。
 当然のことですが、ジャーナリストではない一般の人たちにも「言論の自由」はあります。勤務先の内規と憲法に謳われている言論・表現・報道の自由のどちらが優先するかは自明です。公務員の場合は、犯罪に当たることを見聞きしたら内部告発しなくてはならないのですが、告発したことで不利益処分を受けないのはタテマエで、その上、刑法に触れる「犯罪」しか対象となっていない所に限界を感じます。利益至上主義の民間企業ならば、不正が行われていても内部告発は辞職や解雇を覚悟の上でなければ出来ません。公務員の場合、何を国益とするのかという点で、また、その時々の政権で意見が分かれるところです。
 世の中には特定の人が知っている分には良いが、公になっては困るという情報が沢山あります。それには情報が一人歩きして差別や犯罪、社会の混乱を引き起こすことになったり、情報自体に経済的価値があり無料で開示しては元が取れないという種類のものもあります。ですが、そもそも明るみに出せない情報は要注意です。つまり、人が見ていないなら、何をしても良いという嘘や、何が起こっていても問題ではないというような不正に通ずるからです。
 外交政策を左右する情報であれ、企業や個人の評価に影響する情報であれ、内部告発する勇気ある人や、そういう人を探すジャーナリストがいなければ、全ては密室の中ばかりで処理されることになります。それで結果が良かったり、社会に影響がないことならば看過できるのですが、それはたまたま偶然のことです。インターネットに載せることも含めて、報道するか否かは、やはり「知る権利」を行使し取材をしないことには判断のしようもありません。(しんぼー)
スポンサーサイト




この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する