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しんぼー/Shinboh

Author:しんぼー/Shinboh
フォトジャーナリスト
Photojournalist
詳細は下記サイトへ
ルポ集『東南アジアの人びと』
"People in Southeast Asia"

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フォトジャーナリストの戯言
取材に基づく記事やビデオリポートではなく、日々の戯言
少数民族と同じ?
 実はいま出張先で消滅しつつある少数民族を取材していて、ふと、我が身について考えていました。小生の故郷は兵庫県芦屋市です。しかし、就職した会社の転勤や出向で北九州市や東京へ、フリーランス時代には仕事がある関東に住んでいました。そして、再度サラリーマンに戻って15年近く、その会社への通勤圏ということで福岡市に暮らしています。ちなみに、このブログも福岡から出張している東南アジアの港町で書いています。
 子どもたちも高校卒業後はそれぞれ自分が希望する学校の通学圏に住み、社会人になってからは職場近くへ。妻は小生の母親の面倒をみるため実家近くに。ということで、家族はバラバラに暮らし、全員揃うのは盆正月など年に1、2度、延べ2、3日という状況が長年続いています。
 取材中の少数民族が消滅の瀬戸際にあるのは、世界的資本主義の中で生き延びるために出稼ぎに行ったり、引っ越したり、民族以外の異性と結婚したりする中、生活の様式や習慣を変え、自分たちの言葉も使わなくなって行くことが原因です。コミュニティが崩壊し、コミュニティ外の一般的なライフスタイルに同化することで、民族のアイデンティティーは薄れ、生活に根ざした伝統文化も失われつつあります。
 小生の場合、日本人としてのアイデンティティーは、本籍が芦屋市にあり日本政府に納税しているといった甚だ無味乾燥なもの。日本語と日本料理の他と言えば、ライフスタイルをはじめ祭事や芸能など伝統文化の継承は、保存会の人たち各分野の専門家、宗教団体、或いは皇室などに委ねています。経済的な理由で生まれ育った地を離れ、定住先の環境に順応している我が身に、外の世界に同化するに連れて滅んでいく少数民族との類似点が多いことを再認識している次第です。(しんぼー)
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