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しんぼー/Shinboh

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ルポ集『東南アジアの人びと』
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フォトジャーナリストの戯言
取材に基づく記事やビデオリポートではなく、日々の戯言
結核大流行 ~先に報じておきたいこと~
 「結核が大流行 在タイミャンマー人労働者」。このことは今回の自主取材の中で、最も先に報じたいことです。短い期間に狭い範囲を取材しただけですが、それでも患者二人に会い、9人が感染・発症していることを確認しました。小生の取材直前には国境なき医師団(MSF)と世界保健機関(WHO)がミャンマー国内の結核対策のためにヤンゴン入りしています。
 2年前から民主化が急速に進み経済制裁が撤廃されたミャンマーは世界的資本主義の下“最後の処女市場”とばかり、貿易はもとより、欧米や日本の経済進出も加速的に増えています。一方、ミャンマー市民は情報を得ることや渡航に於いても自由になり、隣国タイを筆頭に外国へ出稼ぎなどで出て来る人も大勢います。ところが、彼らとビジネスや観光で接する外国人は、それぞれの自国では結核が殆ど抑圧か撲滅されたことから油断しています。
 40歳代以上のミャンマー人の肩には我々も見慣れたBCGの跡がありますが、軍事政権になった1988年末以降、結核の予防ワクチンは打たれなくなりました。民主化した今も再開されていません。その結果、タイで働くミャンマー人労働者の多くがしつこい咳や吐血といった症状の結核を発症しています。加えて、彼らは結核という病について知識がなく、運良く病院にかかれ処方された薬を症状が治まると飲まなくなったり、結核に罹患していることを隠して工場や工事現場、漁業会社などで働いています。本人が完治しないばかりか、感染の拡大が危惧されます。
 2本取材して来た一本がこのミャンマー人労働者の問題で、写真付き記事のスタイルで発表の予定です。もう一本はタイ東北地方のある寺に集う4期のがん患者は手術や放射線療法も受けないのに長生きし、その15%が社会復帰しているというビデオリポートです。しかし、帰国するなり勤務先の仕事と雑用に忙殺され、自主取材の脱稿や編集には毎日1時間くらいしか割けません。ということで、取り急ぎ当ブログで「広がる結核」を報道したしだいです。(しんぼー)
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