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ルポ集『東南アジアの人々』
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フォトジャーナリストの戯言
取材に基づく記事やビデオリポートではなく、日々の戯言
味合う舌にも臨界期
 「どこの国の料理が美味しいと思う?」。こんな質問をよくされますが、いつも答えに窮しています。というのは、どこの国の料理も美味しく感じ、材料も調理法も違う料理を比較しようにも、比較できないので回答に困るのです。例えば、四川料理とタイ料理、インド料理、韓国料理、どれも香辛料をたくさん使って、日本人にとっては辛いメニューが多いのは皆さんも同感だと思います。しかし、それぞれ辛さの種類が違い、他の調味料や食材との組み合わせも違います。どちらが美味しいかと比較できますか?
 タイ人の親友などは、日本で天ぷら蕎麦を食べる際に、汁が真っ赤になるほど一味か七味唐辛子を入れます。先出の4つの外国料理を唐辛子抜きで作ったとしたら、もうその料理でなくなってしまうのと同様に、真っ赤な天ぷら蕎麦ももはや日本料理ではありません。お酒のカクテルでも、同じ材料の組み合わせであっても、配分や作り方を変えれば、カクテルの名前が変わり、全く別の飲み物になります。
 母語獲得や外国語の習得は12~15歳くらいの思春期までにという臨界期仮説がありますが、小生は料理を味合う舌に於いても、そんな仮説が立てられるのではないかと考えています。子どもの頃にいろいろな食材や調味料を使った料理を少しでも食べていないと、大人になっていきなり異文化の料理に出会しても受け付けないという。一般人の海外渡航が自由になった半世紀前の日本人の間では、短期の旅行であっても梅干しや醤油などを携行する人が多かったものです。
 一つの国(文化圏)で同じメニューならば「美味しい・普通・不味い」という比較はできますし、やはり、不味いものより美味しい物を食べたいと思うものです。しかし、少なくとも小生は、何でも自国の味に近づける食べ方はしたくありません。そんなことをすると、異文化の料理を食べる楽しみがなくなってしまうからです。但し、日本のカレーとラーメンに関しては、インドや中国のそれとは全く違う「日本料理」として楽しんでいます。(しんぼー)
 
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テーマ:美味しいもの - ジャンル:グルメ

この記事に対するコメント
お久しぶりです
 ATPさま
 お久しぶりです。書き込み、どうも有り難うございます。
 小生の人違いでなければ、ATPさまの“食通ぶり”はFacebookで拝読しております。
 臨界期仮説はATPさまには当てはまらないようですが、親が家でも外食でも刺身や生野菜を一切食べさせなかった子どもで、大人になっても食物アレルギーではないのに、それらが食べられない人って時々出会いますよね?異文化の料理然り、食べられない人は人生の楽しみが一つ少ないようで、小生はかわいそうに思ってしまいます。
 と、アメリカはあちこちで、ラオスでもアフガンでも戦争をし、そこから難民を受け入れていますから、そういう料理もありますよね。なんか、本国のより、ほろ苦い味がしそうですが…。
【2014/05/08 22:56】 URL | しんぼー #s5hMGlx. [ 編集]


四川料理、タイ料理、インド料理、韓国料理、どれも大好きです。
比較は出来ませんが、一つ言えることは、ある国で多くの人に愛されている料理にはやはり魅力がある、ということでしょうか。
ただ、私は思春期まではかなり保守的な料理を食べて育ちました。大学生以降になぜ何でも食べるようになったのかは自分でも謎です。
あまりアジアの国々を旅したわけでは無いのですが、アメリカにはベトナム料理は当然ですが、ラオス料理、アフガン料理なんかもありましたね。
【2014/05/08 21:35】 URL | ATP #JalddpaA [ 編集]


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