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しんぼー/Shinboh

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ルポ集『東南アジアの人々』
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フォトジャーナリストの戯言
取材に基づく記事やビデオリポートではなく、日々の戯言
60歳で初体験 仕事量の多さ!
nigatsudo_todaiji 新年のご挨拶で報告させて頂いたように、古都のテレビ局で派遣ディレクターとして働き始め、丸1ヵ月が過ぎました。いま勤務しているテレビ局は、定年退職後の求職中に契約に至らなかった写真館や業界紙と、偶然なのでしょうか共通点があります。それは、今まで一度も経験したことがない仕事の多さです。写真館は半日の撮影で1,500カットほど撮って欲しいと言い、業界紙はペンとカメラを一人で担って1週間にニュース記事10本以上と企画モノも送るようにと契約書の草案に書いて来ました。テレビ局は1ヵ月間に、一人でリサーチから編集までする企画モノを3、4本に加え、週末の週刊ニュースやおでかけ情報もやってくれと。
 新聞11年、雑誌6年、テレビ20年とやって来ましたが、これほど多くの仕事を一度に言われることは初めてです。大きな事件や災害、あるいは難しい被取材者に遭遇して、また、自分で納得できる仕事をしたくて、徹夜したり、何週間も休みを取らなかったり、そんな風に仕事に打ち込んだことは何度もありました。しかし、今回の3社では、大事件が起こっていなくても、難易度の高いテーマに挑んでいなくても、体が二つなければできない仕事量が日常なのです。
 写真はシャッター以前が大切で、やみくもに連写しても良い写真は撮れません。また、よく「原稿は足で書け」と言いますが、自ら足を運んで、自分の眼で現場を見て、自分の耳で話を聞いて書けという意味です。しかし、この本数では広報文書のリライトが関の山です。何を取り上げるのか、それを決めるための取材もあり、取材したものを全て形にすることはありません。面白くないもの、報道する必要がないものを潰すのも、無駄なようで大事な仕事です。でなければ、良い紙面や番組はできません。
 この3社が人手不足に苦しんでいることは明白です。しかし、これでは若い社員も育つ前に擦り切れてしまいます。その場その場を派遣スタッフやフリーランスで切り抜けようとしても、限られた予算では人材が集まらず、定着しないという悪循環に陥ります。ならば、出す情報量を身の丈に合った量に減らす勇気が必要だと思います。しかし、取締役どころか正社員でもない小生が口出しすべきことではありません。60歳を超して良い加減な仕事はしたくありませんが、60歳を超すとこうした仕事しかないのでしょうか。先日覗きに行った日雇い派遣の現場とも似たり寄ったり、メディア業界も質より量、ダンピング競争の真っ只中なのかと感じます。(しんぼー)

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テーマ:働き方 - ジャンル:就職・お仕事

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