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しんぼー/Shinboh

Author:しんぼー/Shinboh
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ルポ集『東南アジアの人々』
"People in Southeast Asia"

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フォトジャーナリストの戯言
取材に基づく記事やビデオリポートではなく、日々の戯言
22回目のカンボジア
 社員たちで手が足りている時期には、派遣ディレクターには仕事が付きません。体が二つ三つないとコナセナイ量の仕事を同時に言われたのは、つい先月のこと。その差が極端なのはさておき、小生は「これ幸い」とライフワークの東南アジア取材に来ています。派遣先への手土産代わりに、往路立ち寄ったタイでも、ちょっとした企画取材をしてきましたが…。Phnom Penh in China 
 さて、若い頃は東西冷戦という構図の中でしたが、今は最早アメリカ一強でもなくなり、中国が音を立てて拡張しています。そんななか民主化に逆行するような東南アジアの動向について、欧米の国際メディアこそ注目しているようですが、日本のメディアは全国紙が外信(国際)面でたまに触れているだけです。日本も参加した国連統治下でカンボジアに"移植"された民主主義は、熱帯のこの風土になかなか根付かないようで、色々と考えさせられます。
 記者を現地へあまり出張させず、原稿がそうした扱いになるのは、受け手やスポンサーの需要がその程度で、商業メディアとして採算が取れないからでしょう。現場を踏めなかったり、トンボ返りだったりして、政府発表や伝聞が殆どの短い記事で、実情や内外の温度差を伝えるのは容易ではありません。企業ジャーナリストは安定収入と引き替えに、"売れ筋"の対象しか取材できません。それが多くの人たちの関心や時代に呼応しているわけで、ある意味、ニュースバリューがあるからです。
 小生はそうした難しいことを到底解決できないので、東南アジア取材は万年赤字の趣味として続け、この国での取材も22回目となりました。初めて来た時は、まだ内戦中で政府軍と行動を共にし、腹を壊さない飲み水をはじめ、扇風機どころか照明の電気にも困り、日本へ電報すら届かなかったものでした。あれから31年。今このブログはエアコンの効いた清潔なホテルで打ち、部屋からアップしています。帰国しましたら、また個人サイト『東南アジアの人々』に新しい記事を掲載します。ご期待ください。(しんぼー)
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テーマ:国際政治 - ジャンル:政治・経済

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