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しんぼー/Shinboh

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ルポ集『東南アジアの人びと』
"People in Southeast Asia"

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フォトジャーナリストの戯言
取材に基づく記事やビデオリポートではなく、日々の戯言
ロヒンギャ難民取材 無事終了
Rohingya_camp  1月末の日本国内取材の後、現地と連絡を取りながら準備を進めていたロヒンギャ難民取材でしたが、いまミャンマーとバングラデシュ、タイを回り無事完遂しました。
 恙無く取材できるか最も不安だったのは、バングラデシュの難民キャンプ。報道ビザの申請には所属証明書や出張命令書などが必要なのですが、定年退職者にとってそれは揃えられません。難民キャンプに出入りするパスも携行しなければなりません。結果的に自由に取材して回れたのは、現地の美術クラブが招待状を書いてくれたからです。その美術クラブには人権をテーマに絵画や写真、彫刻、詩などを制作しているアーティストが集っています。小生はジャーナリストであると同時に、芸大卒の日本写真家協会会員であることが功を奏し、クラブ代表者とも意気投合できました。写真はキャンプ内のイスラム学校でコーランを無心に朗誦する少年たちです。
 難民キャンプは国境沿いの起伏の多い広大な赤土の上に、人がやっと擦れ違えるほどの間隔で掘っ建て小屋がどこまでも密集し、80万人を超すロヒンギャの人々が暮らしているのを目の当たりしました。世界各国へ散っているロヒンギャ族を入れると、その数は倍に。30年以上前にタイ国境のカンボジア難民キャンプへ通いましたが、規模も問題の根深さもカンボジア難民を超えています。しかし、国交がなかった当時のカンボジアとは異なり、今のミャンマーとバングラデシュには日本政府が多額の援助を施し、多くの企業が進出しているだけに影響力はある筈です。
 故郷での安全を保障されないまま帰還リストに載せられてキャンプを逃げ出した難民をはじめ、未だ軍政下にありロヒンギャを差別迫害するミャンマー人、そして、第三国で活路を模索するロヒンギャの人たち。今回、両側からそれぞれの立場の人たちに話を聞けました。今から西陽さすチャオプラヤー川へタイのイメージカットを撮りに行き、今夜遅く帰国便に搭乗します。編集はロヒンギャ語の翻訳スーパーなどで2週間ほどかかりますが、立体的で濃いリポートをお届けできそうです。どうぞご期待ください。(しんぼー)
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