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しんぼー/Shinboh

Author:しんぼー/Shinboh
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ルポ集『東南アジアの人びと』
"People in Southeast Asia"

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フォトジャーナリストの戯言
取材に基づく記事やビデオリポートではなく、日々の戯言
ビルマ人からのメール
「トオンジョーさんの友人でございます 去年トオンジョーさんにちょっともらったあさべさんのテープは私のせいで雨にぬれました それを直してhard diskにいれました突然hard disk壊れました もう一回dubbingしよとしてもテープの映像はtracking ばかり出て きれいに見えないのでDVD作るのは大変になってしまいました 申し訳ないですが も一つ コーピ 貸してくれませんか お願い致します」
 関東に住むビルマ難民の男性から、こんなメールが届きました。1996年に『ある自由戦士の帰還』というルポルタージュを書いたのですが、山田君というビデオカメラマンと一緒に取材に行き、同時にビデオリポートも作りました。そのビデオが10年経った今も、民主派ビルマ人たちの間で大事に見られているようです。
 内容は国軍やタイ入管に追われて、アメリカへ亡命した民主派学生組織の初代議長が、5年ぶりにジャングルに残っていた唯一の学生キャンプを訪ねるというもの。その元議長は昨年来日したのですが、安保反対と学生運動をした“団塊の世代”同様、良くも悪くも丸くなっていました。私の方は、そのビデオがどこにも売れず、大赤字を出したことが一つの原因となり、フリーランスを辞し、サラリーマンに戻ったわけです。
 初めて彼と会ったのは18年前。民主化デモに発砲する国軍と戦うため、彼は8千人の学生たちと、タイ国境に近いジャングルで銃を手に立て籠もっていました。しかし、今や彼は寿司バーをシカゴとニューヨークで経営し、広い芝生に囲まれた一軒家に車が2台、親子4人で幸せに暮らしています。冒頭の日本に定住したビルマ人も、30歳近くになってから亡命してきた人で、日本語学校に通う余裕などない生活にも関わらず、日本語を書けるようになっています。反体制モノが売れなくなって久しいですが、それとは別に、時代の移り変わりを感じるこの頃です。
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テーマ:特定アジアと日本 - ジャンル:政治・経済

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