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しんぼー/Shinboh

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ルポ集『東南アジアの人びと』
"People in Southeast Asia"

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フォトジャーナリストの戯言
取材に基づく記事やビデオリポートではなく、日々の戯言
なぜ車を運転するの?
 悲惨な死亡交通事故から、このところ飲酒運転に対する警鐘がうるさいほど鳴らされています。たとえ警察の取り締まりが厳しくなくても、道交法が機能していない国であっても、飲酒運転が危険なことは言うまでもありません。そもそも、人の何十倍もの力が出て、重量のある機械は、それを運転している人のちょっとした不注意が大事故に繋がり、非常に危険なものです。工場建設機械や船舶、発電所なども然りです。
 公共交通機関や物流を支えるプロドライバーは車を運転することが仕事ですし、安全に人やモノを運ぶことで報酬を得ているわけです。彼らには「大変なお仕事、ご苦労さま」と言いたいですし、万一事故を起こした時も「業務上過失」が付いて尤もだと思います。しかし、不思議なのは、自家用車以外に交通機関がない僻地に住んでいるわけでもなく、肢体が不自由でもないのに、どうしてこんなに多くの人が自動車を所有し、運転するのかということです。運転者一人しか乗っていない大排気量の車などを目にすると、環境や資源のことも考えてしまいます。ヒトの自己実現欲と、その欲望で経済を回すためでしょうか。
 自動車免許は私も31年前から持っていますが、自家用車を持ったことは一度もありません。どうしても仕方がない時にはレンタカーを利用しています。ですが、それは列車やバスが日に数本といった地域へ行くか、最寄りのターミナルから目的地へはタクシーでは遠すぎる時だけ。実際、そんな僻地への出張は年数回しかありません。私は近距離だと自転車を愛用しているのですが、さすがに真夏や厳冬、荒天時には車で移動している人を羨ましく思うことがあります。また、たまに自分で車を運転すると、エアコンまで効いていて、どんな坂道でも汗ばむことすらない快適さに誘惑があることは認めます。そして、自分が疲れ知らずのスプリンターになったような快感に、車をスポーツや趣味として楽しむ人たちの気持ちも分かるような気がします。
 それでも、一瞬の不注意が死傷者を出し、不本意にも加害者になり、人生が暗転する危険と隣り合わせです。経済性も車体本体に車検、修理、保険、燃料、駐車場などを考えると、都市や都市近郊に住んでいる限り、バスと鉄道、タクシー、レンタカーを組み合わせているより高く付きます。プロドライバーは誰かがしなくてはならない仕事ですが、車が不可欠でない人が、事故のリスクまで負って、なぜ積極的に車を運転するのか。それが理解できない私は、変わり者なのでしょうか。(しんぼー)


 

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テーマ:交通事故 - ジャンル:車・バイク

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