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しんぼー/Shinboh

Author:しんぼー/Shinboh
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ルポ集『東南アジアの人びと』
"People in Southeast Asia"

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フォトジャーナリストの戯言
取材に基づく記事やビデオリポートではなく、日々の戯言
何が大事?
 何が大事なニュースなのかは、人によって様々です。株をやっている人は産業経済ニュース。アイドルの動向に興味津々、サッカーの試合結果に一喜一憂するファンにとっては、トップは芸能スポーツが良いでしょう。
 世の中で一番大事なものは人命、次に人権ということは普遍の筈です。そして、命に軽重の差がないならば、被害者の数にニュースの大きさは比例すべきです。その観点から言えば、いまの日本は平穏です。
 日本のネコ好きな人は、どこかの国の戦争で何万の死者が出ているというニュースより、街路樹に登って自力で降りられなくなった子猫の救出劇の報道に目が行きます。エネルギーや食糧、労働力などの調達と、日本製品の買い手といった経済では、諸外国と個人の台所が密接に繋がっていても、ひとたび外国の話となると、子猫まで思いやる想像力が一気に働かなくなるようで、無関心になります。
 遠い所の出来事だから? いや、国内の不便なところへ行くより、早く行ける外国もありますし、電話やインターネットで市内のように連絡が取れる外国もあります。
 その国に家族や友人知人がいないから? たぶんこれが無関心の一番の理由でしょう。飛行機事故で何百人死んでも、例の「日本人は乗り合わせていなかったもようです」という報道が物語っています。
 しかし、母国語で難なくコミュニケートできる日本人同士と、お互い不自由な第二言語で話す外国人同士とでも、親友や家族になれる人と巡り会える確率は変わらないように、私は感じるのです。
 命や人権が脅かされているニュースばかりだと、息が詰まってしまうという人は、大前提としてニュースに娯楽性を求めているのか、気が滅入る現実を薄々危惧しているからこそ、最初から知りたくないのでしょう。
 それに、「マスコミ」と言われるよう、商業媒体の対象がマスになれば、当然、多くの人の関心事が重要ニュースになりますし、発信者がマスコミに勤めていれば、特オチして左遷されるのを恐れ、その傾向に輪をかけていきます。
「放って置いても皆が競って報じる話は、放って置いて良いでしょ」。そんな考え方をする私は、この業界に向いていないのかも知れません。(しんぼー)
 
 
 
 
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テーマ:国際ニュース - ジャンル:ニュース

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